お金

「ラーメン山岡家」が快走。日高屋、一風堂と明暗を分けた“絶好調の背景”

キャッシュレス決済も可能

 山岡家は、これまで説明した立地、味といったこだわりに加え、さらにキャッシュレス決済できる店舗の拡大にも取り組んでいます。現在キャッシュレス決済ができる店舗は、約70店舗と着実に数を伸ばしています。  ラーメン屋といえば、券売機で現金を入れて買うシステムが多い印象がありますが、山岡家は最新の設備が整っています。  また、おおよそ2か月に一度の頻度で入れ替わる限定メニューも好評です。  山岡家の限定メニューは、つけ麺が市民権を得はじめた2007年に「山岡家でもつけ麺をつくれないだろうか」という話題をきっかけにスタートしたそうです。

驚異の「75%がリピーター」

 その後、ほぼ途切れることなくさまざまな限定メニューが登場し続けています。公式サイトによると、年間来客数は1500万人以上、そのうち75%がリピーターと記されています。  柔軟性を持ちつつも、絶対に維持し続ける味のこだわり。それゆえに多くのリピーターに愛される。  山岡家はまさに飲食店として理想の形と言えます。都心に住む方でまだ足を運んだことがないという方は、ぜひドライブがてら山岡家に足を運んでみて、その”ガチさ”を感じてみてはいかがでしょうか。 <文/馬渕磨理子>
経済アナリスト/一般社団法人 日本金融経済研究所・代表理事。(株)フィスコのシニアアナリストとして日本株の個別銘柄を各メディアで執筆。また、ベンチャー企業の(株)日本クラウドキャピタルでベンチャー業界のアナリスト業務を担う。著書『5万円からでも始められる 黒字転換2倍株で勝つ投資術』Twitter@marikomabuchi
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