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安倍政治を検証した『妖怪の孫』。現役官僚たちの“叫び”がリアルだった

「よくぞ作ってくれた」の声

「昭和の妖怪」といわれた岸信介元首相 ©︎2023「妖怪の孫」製作委員会

――先週末に公開されてから、上映後に拍手が起こっていると聞きました。上映館も増えていますが、お客さんからはどのような感想が寄せられているのでしょうか。 内山:「よくぞ作ってくれた」「覆面官僚の方々のシーンがリアルだった」という声が多く寄せられています。 また、「嫌がらせや危ない目に遭っていないのですか?」という心配して下さる方もいます。確かに、「なぜこのようなタイトルを付けたのか?」というようなことを20分も30分も話すような電話が何本も劇場に入りました。制作サイドに専用電話を設置したら、掛かって来なくなったのですが…。 そういうこともあって、上映していてもポスターを貼っていない劇場もあります。なので、見に行きたいと思ったら、公式HPでお近くの劇場を探してみて下さい。 ウクライナ問題もあって、軍事力を強化しなくてはならないという自民党内の空気は強くなっています。自民党がその先に目指していることは何か?そして、その背景にあるのは何なのか――。ぜひ、この映画を見て考えて欲しいです。<取材・文/熊野雅恵>
ライター、合同会社インディペンデントフィルム代表社員。阪南大学経済学部非常勤講師、行政書士。早稲田大学法学部卒業。行政書士としてクリエイターや起業家のサポートをする傍ら、映画、電子書籍製作にも関わる。
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「妖怪の孫」
新宿ピカデリーほか全国順次公開
企画:河村光庸
監督:内山雄人
企画プロデューサー:古賀茂明
製作:「妖怪の孫」製作委員会
制作:テレビマンユニオン
配給:スターサンズ
©︎2023「妖怪の孫」製作委員会
公式HP
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