ホンダは経営の重要課題として電動化の推進を掲げています。自動車事業におけるテーマは地球環境への負荷をなくすこと。電気自動車と燃料電池自動車の販売比率を2030年に40%、2035年に80%、2040年に100%を達成するとしています。
Honda e Advanceは一定の人気を獲得しており、着実に歩みを進めているのは間違いありません。国内で次々と販売終了しているのは、ガソリン車から電気自動車への移行途中にあるためと見ることもできるでしょう。
しかし、国内の販売台数全体の中で電気自動車が占める割合は、プラグインハイブリッドカーをあわせてもわずか3%程度。電気自動車が普及するのはまだまだ時間がかかります。電気自動車に経営資源を集中するのはまだ早すぎます。