巨大なリアウイングがついたスポーツカーということで、一部から批判されるのを覚悟しましたが、少なくともネット上ではウケが良く、批判らしい批判はゼロ。何より「運転が楽しい」というBRZの持ち味が、選挙カーとしても猛烈に発揮されたことに驚きました。 　丸一日ほとんど運転しっぱなしでもあまり疲れず、ファン・トゥ・ドライブ性をしみじみ味わいながら選挙戦を過ごせたのであります。 　泡沫候補ゆえ、走りの楽しさを味わってる場合ではないと思いつつも、水平対向エンジンの低重心がもたらす車体バランスの良さなどBRZの魅力は選挙カー速度でも十二分に感じられました。 　最近になって取り付けたビルシュタイン製のサスペンションとBBSホイール、太田市の老舗チューニングブランドSymsレーシング製のエンジン吸気パーツの気持ち良さも相まって、常に軽い高揚感とともに太田市内を走り回り、自分の存在をアピールしたのであります。