カーライフ

馬力だけじゃない!普通のレヴォーグと特別なレヴォーグの違い

275馬力の“R”付きレヴォーグ

スバルのレヴォーグと言えば、北米市場のニーズに応えて肥大化するレガシィの後釜として開発されたツーリングワゴン。現行は2代目で、ボディサイズは全長4755㎜、全幅1795㎜、全高1500㎜。もちろん立体駐車場にも入る。そんなレヴォーグに、275馬力のエンジンを搭載する上位モデル「レヴォーグSTI Sport R」が追加。その凄さを端的に表現してみました!
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LEVORG STI SPORT R

伊達軍曹=文 Text by Sergeant Date 阿部昌也=写真 Photographs by Abe Masaya

現行型レヴォーグが超絶素晴らしい

 押忍、自動車ライターの伊達軍曹である。自分は過去、さまざまな中古ガイシャを狂ったように購入してきた。だが、今から5年ほど前にスバル車に開眼し、「XV」というSUVを新車で購入。続けて、「レヴォーグSTI Sport」というステーションワゴンの新車に買い替えた。総額470万円だったが、頭金を入れたうえで残価設定ローンにしたので、月々の支払額は1万円ちょいである。  で、この現行型レヴォーグというのが超絶素晴らしいクルマで、走りはほぼアルピナ(BMWベースの超絶上質マシン)だ。それをアルピナの半値で買えたのだから、「我が人生に一片の悔いも、ほかに欲しいクルマもなし! オレは、エリート街道を極めた!」と確信していた。
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レヴォーグSTI Sport R

 しかし! 昨年11月に上位グレードが追加されたのですよ。「レヴォーグSTI Sport R」というそれは、車名にRが付いているだけあって、177馬力の1.8リッターターボエンジンと違い275馬力の2.4リッターターボエンジンを搭載。CVT(無段変速機のAT)もDCT(ポルシェとかが採用している電光石火のAT)に並ぶ変速スピードになったらしい。  うむう、私の大勝利は幻だったのか?……ということを確かめるべく、Rの付いた上位グレードを借り出した。
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ドライブモードを変えた瞬間!
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