オンラインサロンで仲良くなった人に500万円を預けたら…身近な詐欺被害
―[修羅場の突破術]―
平穏な日常にある日突然“修羅場”が訪れる。見て見ぬフリをしているだけで、誰もが常にそんなリスクと隣り合わせで生きている。一寸先は闇、人生の落とし穴にハマったとき、生還できるかどうかの分岐点はどこにあるのか? 修羅場を突破する秘策がここにある!
「老後資金2000万円説」の不安につけ込まれ、なけなしの貯金をむしられる
●安岡 博さん(仮名・42歳)/建設業
昨年、頻繁に耳にした「老後資金には2000万円必要」という話に40代の自分は焦りました。そんなとき、資産運用系のオンラインサロンで仲良くなった人から、「老後資金づくりにもってこいの投資があるんです。500万円預けてくれれば、毎月配当金が20万円。50歳までには2000万円貯まるので、老後も安心ですよ」と誘われ、つい心が動いてしまいました。最初の数か月は配当がありましたが、半年とたたず音信不通。なけなしの貯金を失い、今、老後資金はゼロです。
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「昨今の手口は、出会いの場を利用し、相手の信頼を得てから騙すのが常套」と語るのは、悪徳商法評論家の多田文明氏。特に多いのがSNSでの出会いだ。
「ツイッターやLINEなどの頻繁なやり取りを通じて親近感を獲得し、『こんないい人が嘘をつくわけない』と相手に思わせた上で騙すケースが多い。流行のオンラインサロンでも、参加者の仲間意識を利用し、主宰者の知らぬところで詐欺が横行する例もあります」
では、悪徳商法のトラブルを回避するにはどうすべきか。
「仮想通貨などの投資話で多いのですが、見知らぬサイトで何かを申し込む場合は、そのサイトの広告文、申し込み画面、完了画面まで、すべてキャプチャーしておくこと。実はすごく小さな文字で免責事項が書いてあることもあるし、後日サイトが削除されても、証拠として提出できます」
また、世間話感覚でも、相手の勧誘に安易に同意するのはNG。
「『いいですね』『はい』などの肯定的返答は同意とみなされ、契約が成立してしまうこともある。また、SNS上で知り合った相手から『会おう』と言われた際は『目的を教えて』と告げる。食事など別の理由で会ったのに、マルチに勧誘するのは法律上アウト。事前に目的を確認し、身を守りましょう」
<悪徳商法・詐欺被害の突破術>
―[修羅場の突破術]―
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