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亀仙人がパンティではなく“サンドウィッチ”を要求?ファミコンより売れた「海外版ファミコン」とは

販売台数を比較すると…

NES

これが海外ファミコン、NESだ!

 販売台数で比較しますと、 ●日本のファミリーコンピュータ=国内で約2000万台 ●海外ファミコン、NES=約3500万台  NESはアメリカ他、カナダ、ヨーロッパ、韓国などで販売されておりまして、実は日本で抜群の知名度を持つ、あの小豆色と白のファミコンは世界規模で見ると、あまり有名ではないのです……。ですので逆に海外では日本のファミコンのほうが珍しく、欲しがるマニアが大勢います。
NES

日本人にはお馴染みなのが、このファミコン

 日本のファミコンが当たり前、世界よ、これがファミコンだ!と思いたいのですが、どうやらそれはちょっと違うのかもしれません……。

NESと日本のファミコンの大きな違いは

 それではNES本体の詳しい解説を説明していきます。
NES

このフタの部分を持ち上げて開けます。フタに電気的な判定はありません

 当時のビデオデッキを模してデザインされた本体。このように正面の蓋をパカっと開けて、そこにカートリッジ(カセット)を入れます
NES

こんな感じに横から入れるんです。昔のビデオデッキのように

NES

そして、カチッというまで下に下げる。この感覚はやってみてわかる感じ

 次に電源をオン!するのですが、ここでひとつ日本のファミコンと大きな違いがあります。日本のものはいわゆる「半挿し」などをするとバグってでも何かしらの画面が表示されますが、NESですと、バグってしまう状態ですとそもそも起動しません。つまり、基本的にはバグった状態で遊ぶことなどはできないんです。  これ、つまりは日本のものはバグった状態でもある程度「気合い」で遊べてしまうけれど、NESは接触が悪いと遊べない……。どっちが優れているかの判断は難しいですね。
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乱れがちだった画面をクッキリ映せる端子
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ファミ通 編集者→エイベックス→学校の先生数年→新垣結衣さん他、タレントさんのピアノ&歌講師。番組、CMを作る人。昭和レトロ なガチャ『コスモス』アプリ開発中。レトロゲームの話はお任せあれ。育児奮闘中。X(旧Twitter):@sukesankoba note:SUKESAN

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