酒井法子、52歳“現役アイドル”の現在地「中国や台湾、韓国から会いにきてくださる方も」海外ファンが多い理由
デビュー当時と同じサイン。800枚をファンに手渡し
──酒井さんは海外の方からも人気がすごいですよね。 酒井:私の息子や娘世代のコたちが来てくれるんですよ。「え? 私?」って聞き返すくらい。おそらく親御さんの影響を受けていると思うんですけど、海外でも私が出演したドラマが見られるみたいで、SNSの影響もあって私のことを知ったそうです。 ──52歳の現役アイドル! 酒井さんの目に今のアイドルはどう映っていますか。 酒井:あの、一応年齢を聞かれたら48歳+48か月というふうに答えることにしています(笑)。 ──失礼しました! 酒井:でも、今のコって本当にエンターテイナーですよね。それぞれ個性的でアイデンティティもある。私たちの頃って「キレイで可愛い」という刷り込まれたアイドル像がありました。そこに“天使のような”的な枕詞がつく。自分はそういうものに憧れ、アイドルになり、従来のアイドル像に倣って演じた部分もありました。でも、今のコたちは私から見ると異世界の人。独創性もあって、自分をしっかりと持っている。ダンスや歌でも海外の人をもびっくりさせる。昔とは全然レベルが違いますよね。同じ地球人かなと思ってしまうくらい。でも、そんなコたちが逆に昭和のアイドルを面白がってくれる現実もあって、すごい時代が来たなとも思います。 Noriko Sakai 1971年、福岡県生まれ。1986年、デビュー。この頃「のりピー語」を駆使し人気を集める。1987年「男の子になりたい」で歌手デビュー。1993年、出演したドラマ『ひとつ屋根の下』が大ヒット。’12年、芸能活動に復帰。現在はYouTubeなどでも活躍 取材・文/遠藤修哉(本誌) 撮影/ヤナガワゴーッ!
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