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酒井法子、52歳“現役アイドル”の現在地「中国や台湾、韓国から会いにきてくださる方も」海外ファンが多い理由

「のりピー、セーラー服」。大見出しが躍り……

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製作発表記者会見で壇上に立つ、(左から)藤堂和子ママ役の酒井、藤堂和子ママ本人、和子の祖母を演じる風祭ゆき

──過激な演出はないということですが、倉科先生曰く、セーラー服を着られるそうですね。 酒井:製作発表会見のときに記者さんから「和子ママの人生の何歳から何歳までを演じられるんですか」と質問されて。すると倉科先生が「17歳から70代まで幅広く。酒井さんならセーラー服かな」と冗談めかしておっしゃったとき、私が否定もせずそれに乗っかったものですから、翌日の記事は「のりピー、52歳でセーラー服」とドーンと大きな見出しになってしまって(笑)。和子ママもその場にいらしたのに申し訳ない気分でした。 ──単なるリップサービス? 酒井:実は着るんですよ~(笑)。まだ衣装合わせはしていないんですけど、舞台上では紗をかけてボカしてくれないかなぁ……。 ──舞台で演じる和子ママとの出会いはいつですか? 酒井:昨年、東京の帝国ホテルで行われたママの「50周年記念パーティ」です。金沢の「ロイヤルボックス金澤」の江尻道子ママに可愛がっていただいていて、金沢でディナーショーをやったり、金沢出身でもないのにラジオ番組を持たせていただいたり、大変お世話になっているんです。そんなママがパーティに誘ってくださって。失礼がないように着物で行って。会場に着いたらあまりの規模の大きさに度肝を抜かれました。ママは大きな会場で大勢の人に囲まれていて、「おめでとうございます」とお声がけするのが精いっぱいで。そのときが初めてです。 ──約1年後、そのママの半生を演じることになりました。ママは同郷の福岡ということもあり、「のりピーは私と同じ強いものを持っている」と縁を感じていたようです。 酒井:今回博多弁で演じるんですけど、私、生まれは福岡でも、埼玉で育って、中学でまた福岡に戻ってという生活で、実は計7年くらいしか福岡に住んでおらず、ネイティブまではいかないんです。ママの博多弁は結構独特で、私たちが話していた博多弁とは“深さ”が違うんです。ママはYouTubeとかラジオなどいろんなところに出演されているので、それを聞いて、一生懸命練習しています。ママに「こんなふうに言わんと」と言われるんじゃないかと実はドキドキしながら演じています。
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デビュー当時と同じサイン。800枚をファンに手渡し
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