不倫も風俗も、カネをかけないが30代のキーワード
―[30代既婚者[リアルSEX]白書]―
「まだまだ楽しい!」という夫婦がいれば、「とっくにセックスレス」というカップルも。人によってはすでに「不倫」を経験していたり……。熟年夫婦のデータはよく目にするが、30代のSEXライフは意外と調査されていない。そこで本誌では既婚者300人を対象に、性生活の中身に迫るアンケートを実施。さらに、夫婦のSEXのさまざまなパターンへの詳細な聞き取り調査を通して、今どきの30代夫婦の「SEXの実像」をリポートする
【課外活動】
不倫も風俗も、カネをかけないが30代のキーワード
そして、経験の有無が大きく分かれてくるのが「課外活動=不倫&風俗」。
気になる「出会い場所」や「頻度」をリサーチした
特定の相手がいる人は少ないものの、夫の4人に1人、妻の5人に1人は不倫経験者だという。この結果を「多い」と思うか「少ない」と思うかは読者諸兄の貞操観念次第だが、もはや不倫の経験値に、男女の隔たりはないようだ。
不倫が常習化している人の言い分としては、「たまには妻以外の女とヤらないと飽きる」(34歳・♂・結婚5年)、「ときどき不倫することで女としての自信を保てる」(31歳・♀・結婚5年)など。お互いさまというかなんというか……。
「土日だと『泊まれば』ってなりそうだから、彼女と会うのは平日のみ」(34歳・♂・結婚3年)
と、リスクヘッジにも気を配る
不倫相手と出会った場所は、やはり「職場など仕事関連」が約半数と圧倒的に多い。「職場は家族から解放される聖域。頑張りぶりをアピールすれば、一人のオトコとして見てもらえるし、つい……」(33歳・♂・結婚3年)という意見が、大多数の声を代弁していると言えるだろう。
中には、「落とすためにカネをかけたくないので、仕事中にジワジワと口説ける相手がベスト」(34歳・♂・結婚2年)といった意見も。みみっちい気もしなくはないが、確かにこのご時世、コストパフォーマンスの良さも”仕事関連不倫”を後押ししているのかもしれない。
逆に、仕事関連でトラブりたくない人が走るのが、出会い系サイトなどのネット関連。特にSNSは、「出会い系みたいにガッツいてないし、趣味の話とかで自然に近づけるのがいい」(31歳・♀・結婚4年)などの理由で、安全に不倫したい人妻の格好の遊び場となっているらしい。
ちなみに6位以下は「結婚前に恋人同士だった」(10・0%)、「飲食店で」(7・2%)、「ナンパ」(5・8%)と続く。「行きつけの飲み屋で女のコの恋愛相談に乗り、その流れで口説く……というパターンで3回成功。こっちが既婚者だと知ると相手のガードが緩むのでオススメですよ」(35歳・♂・結婚5年)などと立場を悪用している不届き者もいるが、ある意味で既婚者の特権といえよう。
「同僚の彼女には仕事の愚痴も言える」(39歳・♂・結婚2年)
という声も、「職場関連」での出会いを1位に押し上げる要因か
― 30代既婚者[リアルSEX]白書【12】 ―
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