アダルトグッズショップ代表「飛び込み営業のつもりで新たなSEXに臨むべし!」
―[30代既婚者[リアルSEX]白書]―
「まだまだ楽しい!」という夫婦がいれば、「とっくにセックスレス」というカップルも。人によってはすでに「不倫」を経験していたり……。熟年夫婦のデータはよく目にするが、30代のSEXライフは意外と調査されていない。そこで本誌では既婚者300人を対象に、性生活の中身に迫るアンケートを実施。さらに、夫婦のSEXのさまざまなパターンへの詳細な聞き取り調査を通して、今どきの30代夫婦の「SEXの実像」をリポートする
飛び込み営業のつもりで新たなSEXに臨むべし!
普通にSEXをするのには、もう飽きた。何かアダルトグッズを取り入れてみたい――そんなふうに考えている人も多いだろう。
「女性は、贈られたプレゼントで自分の価値を確認したいもの。それが30代の奥さまであればなおさらです。プラスチックのおもちゃもいいけれど、ちょっと奮発して“かわいくておしゃれな”バイブやローターを提案すると、喜んで受け入れてくれるかもしれませんね」と話すのは、女性向けアダルトグッズショップ「ラブリーポップ」代表の荻原かおる氏だ。
「けれど、マンネリの解消のために”とりあえず”グッズを使ってみようという考えでは、実は根本的な解決にはなりません。どんなグッズを使おうと、いずれはそれにも飽きてしまうからです。小手先のテクニックを学ぶのも同じこと。人の情報に頼っているかぎり、あなたの脳自体がどんどんマンネリ化してしまうのです」
そもそも、会社と家の往復という単調な毎日を送る30代サラリーマン。そんな生活に組み込まれたSEXが単調になってしまうのは避けられないという。したがって、マンネリ化を防ぐためにもっとも大事なのは「普段の生活パターンから変えてみること」だとか。
「例えば、会社帰りに外で待ち合わせてデートをしてみる。妻は家では見られない”戦闘モード”の余韻を残した夫の姿にときめいて、その晩はいつになく盛り上がるかもしれません。家の中でも、トイレでしてみるとか。とにかく普段の生活で創意工夫をするように心がけることが、マンネリを未然に防ぐ秘訣なのです」
しかし、変わったSEXをいきなり妻に申し出るのは、ちょっと腰が引けてしまう……。
「断られてもいいんです。これは飛び込み営業だ、くらいの気持ちでチャレンジするのが、夫婦のSEXをより楽しむ第一歩です!」
【荻原かおる氏】
アダルトグッズショップ「ラブリーポップ」代表。1000人を超える女性に向けて、「恋愛・結婚・離婚・SEX」に関するカウンセリングを行う
こんなおしゃれなグッズなら喜ばれるかも!?
ベッカムも夫人に贈った「LELO」(ローター8400円~)。
ラブリーポップのサイトhttp://www.lovelypop.com/で購入可能
― 30代既婚者[リアルSEX]白書【7】 ―
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