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KOC王者・サルゴリラ、“コント力”を磨いたそれぞれのソロ活動とは「楽しいことで稼げたら一番」

KENちゃんブース、人気のワケは?

──KENちゃんブースでは、どんなことをされていたんですか? 赤羽:来てくださったお客さんのお顔とか、お声の調子とかを見て、僕が瞬時にメニューを組むんです。「この人にはカードゲームがいいかな」とか「ワニワニパニックがいいかな」とか。 児玉:そんな、様子見て判断とかしてないだろ(笑)。 赤羽:いや、熟練のそば屋と一緒だから。気温とか湿度でそば粉の配合変える感じで。 児玉:既存のゲームやってるだけじゃん。 赤羽:でもお前できるか? できないだろ? 児玉:できないよ! 赤羽:そう、普通の芸人さんにはできないことをやってたんだよ。センスがあればあるほど絶対できない。僕くらいがちょうどいいんですよ。人気ある芸人さんだったらロビーがごった返しちゃう。でも優勝したおかげで忙しくさせていただいているので、KENちゃんブースはしばらくはできないですねえ。

KENちゃんブースの今後は

サルゴリラ

石井ブレンドがオープンしたカフェでKENちゃんブースやりたいな(赤羽)

──チャンピオンになったあともKENちゃんブースを続ける意志が? 赤羽:有楽町の劇場もなくなってしまいましたし、今後は石井ブレンド(元コマンダンテ石井輝明)がオープンしたカフェでやりたいなって思っています。 児玉:やめてやれよ、あんなおしゃれなカフェで!
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野田秀樹のワークショップに参加する児玉の演技志向
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ライター。名古屋出身。演劇、お笑いなどを中心にインタビューやレビューを執筆。X(旧Twitter):@troookie

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