──児玉さんは優勝後のインタビューなどでも今後の目標として「メトロンズを大きくしたい」と話されるなど、メトロンズへの思い入れが強いですね。 児玉：お客さんが全然入らないところから始めて、公演を重ねてだんだん動員が増えてきて、1月に上演する第6回公演が初めて完売したんですよ。それがすっごくうれしくて。メトロンズは青春だなと思います。 赤羽：児玉はメトロンズのリーダーなので。 児玉：とにかくみんなでやるのが楽しいんですよ。今後はメトロンズの公演をやる劇場を大きくしていきたいですね。 ──赤羽さんの今後の目標は？ 赤羽：44年間実家暮らしをしてきた僕が、初めての一人暮らしをして、かわいい彼女をつくって、結婚して、人生大逆転！ ──お二人は高円寺で生まれ育った“高円寺芸人”でもありますが、赤羽さんはとうとう高円寺を出ることに？ 赤羽：高円寺の商店街に「サルゴリラ優勝」の横断幕もかけてもらったことですし、これは高円寺を出るわけにはいかないなと思ってます。 児玉：いや、こいつはただ実家が近いほうがいいんですよ。一人暮らししてもごはんと洗濯は実家に頼るつもりなんですから。 赤羽：まあそれはね……。あと、メトロンズで全国行きたいね。僕ら、コンビで仲いいので、地方のお仕事はずっと楽しいんですよ。メトロンズで行けたらもっと楽しいと思う。 児玉：楽しいことでお金を稼げたら一番いいですね。楽しいことなら、一生懸命になれるから。 赤羽：そう。楽しければ、努力を努力と感じずにできるから。