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KOC王者・サルゴリラ、“コント力”を磨いたそれぞれのソロ活動とは「楽しいことで稼げたら一番」

三谷幸喜にインタビューされながら考えたのは

サルゴリラ──優勝直後のコメントで「たぶん一生、2人でいると思います」「よろしくね」と話されていましたね。 児玉:そんなこと言ってました? 直後は極度の興奮状態で、何も覚えてないです(笑)。 赤羽:ただ、やっぱり優勝したことで「芸人を続けていい」という免罪符をもらったような気はしていて。だから「キングオブコントを獲ったから、これでずっとコントができるな」と思えたのはでかいです。 児玉:そうだね。しかし優勝直後なんて、気づいたら三谷幸喜さんにインタビューされてて、もうわけわかんなかったよな。 赤羽:でも、僕らが一番最初にガッチャというトリオを組んだ相方の滝野元気って、三谷さんにちょっと顔が似てるんですよ。だから三谷さんにインタビューされながら僕、「あ、この並び、ガッチャだ」と思ってたよ。 児玉:しょうもない(笑)。 <取材・文/釣木文恵 編集/アライユキコ 撮影/林紘輝> 【サルゴリラ】 1979年生まれの児玉智洋と赤羽健壱によるコンビ。ともに東京・高円寺で生まれ育ち、幼稚園で出会う。高校、大学はそれぞれ別の学校に進学するも交流は続き、ともにNSCに入り、2005年から2015年までジューシーズとしてトリオで活動。2016年からサルゴリラとしてコンビで活動。2019年かライス、しずる、作家・演出家の中村元樹とともに演劇ユニット、メトロンズの活動もスタート。2024年1月にはメトロンズの第6回公演が控える。
ライター。名古屋出身。演劇、お笑いなどを中心にインタビューやレビューを執筆。X(旧Twitter):@troookie
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