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クラファン売上22億円!元ビジュアル系ギタリストの「ひとり貿易家」が伝授する“売れる商品の探し方”

一番良くない商品の選び方は…

大竹秀明

“クラファン物販の第一人者”の大竹秀明氏

 一番良くないのは「よくわかんないけど、まぁこれで良いか……」という商品。ニーズもわからないし、誰がお客様かもわからない。主観的な想いも入っていない。そういうものは、理屈ではなく往々にして売れません。  かつて自動車王と呼ばれたヘンリー・フォードが残したといわれる有名な格言に「もし顧客に、彼らの望むものを聞いていたら、彼らは『もっと速い馬が欲しい』と答えていただろう」という言葉があります。つまり、お客様も自分が何を欲しいのか実際には理解をしていないのだ、と。  また、スティーブ・ジョブズはこんな言葉を残しています。「ある人たちは『顧客の望むものを与えよ』と言うが、それは私のやり方ではない。私たちの仕事は顧客が望むよりも先に彼らがこれから望むであろうものを理解することなのです」。  偉人の言葉を借りると、いかにも絶対的に感じてしまいますが、最終的には「ニーズを汲むビジネス視点」と「ワクワクする感性」の両輪が必要になってくるのではないかと思います。  少なくとも「なんとなく売れそうな気がするからやってみる」よりも、ご自身の感性で「これは良い!!」と思える商品を扱っていただきたいと思っています。 <TEXT/大竹秀明>
クラファン物販の第一人者。ひとり貿易塾主催。資金力や語学力がない初心者でもクラウドファンディングを活用した貿易物販ビジネスが構築できる「ひとり貿易」を生み出す。累計プロデュース実績22億円/800件以上。その実績が評価され、2019年Makuakeベストパートナー賞を受賞。他クラウドファンディングプラットフォームのパートナーも務める。著書に『1日で1000万円売り上げるクラファン物販の教科書』がある。元ビジュアル系メジャーギタリスト(EMIミュージックジャパン)という異色のキャリアを持つ
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