恋愛・結婚

SNSで物議『ザ・ノンフィクション』婚活特集に視聴者の“イライラ”が止まらない本当のワケ

妥協が現実的なラインに追いついてない

 この婚活の構造を理解している視聴者たちからすると、『ザ・ノンフィクション』のクセ強な婚活女子たちは、妥協が追い付いていないように見えたのでしょう。  彼女たちは彼女たちなりに理想の条件を緩和しているつもりなのだとは思います。  しかし、客観視している視聴者からすると、その妥協が現実的なラインに全然追いついていないように見える。クセ強な女性に対して、あなたの市場価値でそんな高条件を掲げているうちは結婚できる可能性はめちゃくちゃ低いよ……、そう助言したくなってしまうというわけです。 ——婚活市場における自分の市場価値を客観視できておらず、さらに結婚の確率を現実的なラインまで上げるための妥協が追い付いていない。これがイライラの根源だったのです。 <文/堺屋大地>
恋愛をロジカルに分析する恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラー。本連載意外に『SmartFLASH』(光文社)でドラマコラム連載、『コクハク』(日刊現代)で芸能コラム連載。そのほか『文春オンライン』(文藝春秋)、『現代ビジネス』(講談社)、『集英社オンライン』(集英社)、『週刊女性PRIME』(主婦と生活社)、『女子SPA!』(扶桑社)などにコラム寄稿。LINE公式のチャット相談サービスにて、計1万件以上の恋愛相談を受けている。公式SNS(X)は@SakaiyaDaichi
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