恋愛・結婚

『ザ・ノンフィクション』密着された婚活男性の本音に迫る「後悔は一切ない」

数キロ痩せ、美意識も向上

マリーミー

密着されていたころと比べても、明らかに自信に満ちていた

——番組の取材中に一人暮らしをはじめて、はや数か月。会話以外にはどんな変化がありましたか? 進藤:食生活にも気を使うようになって、まだ数キロではあるものの痩せました。美意識が加速度的に向上して、小顔体操なんかも行うようになっています。 植草:見た目が変化することで、自信もついてきました。自信がつくことで余裕も生まれ、会話にも落ち着きが出てきたようですね。さらに、以前女性たちから指摘されていた「家事能力」も実践を通して身についてきているはずです。 ——一人暮らしを始めて、大変なことはありましたか。 進藤:掃除ですね。もうすっかり慣れたのですが、当初は負担でたまりませんでした。成婚して二人暮らしを始めるときには、食洗機を買いたいと思っています。 植草:こうした地に足のついた「生活感」が女性への安心感に繋がりますから。トイレットペーパーが切れそうだな、なんて細部にも意識が向くようになったと思います。 進藤:はい。あとは食費や生活費が想像以上にかかるなと、身に沁みています。実家にいたときも家賃の9万円は全額入れていたし、手伝いもしていたので、わかっているつもりだったものの……。やはり自分だけで住んでみるのとではまったく別物でした。

植草氏と番組のおかげで「人生最高!」

植草:美容やファッションにも気を使い始めたところで、初期投資としての出費が二重に嵩んでしまったからより大変だったことでしょう。ただ進藤さんが偉いのは、実家時代にしっかり堅実に貯金していたこと。おかげで今、さまざまなアクションに即時に移れています。 ——「堅実さ」が進藤さんにもともと備わっていた強みでしょうか。 植草:堅実さ、真面目さは、婚活の上では大きなアピールポイントになります。彼はカウンセリングなどの際も一度も遅刻したことはありませんしね。くわえて、素直で忍耐強いこと。心を開いてからというもの、いつも一生懸命ノートをとって、ひとつずつ改善を目指して努力を重ねてきた姿を見ています。 進藤:もう今は美容も一人暮らしも楽しくて仕方がないんです。途中、「婚活のためにやっているのを忘れていない?」と植草先生に突っ込まれてしまったこともあるほど(笑)。  SNSではしんどい思いもしましたが、新たな趣味にガッツリ目覚められたのも先生と番組のおかげ。実は今、「人生最高!」って気分なんです。地獄経由でしたけどね。
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“婚活仲間”に伝えたいことは…
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コンビニで買えるビール類はほぼ全制覇しています。本は紙派。さらに調味料と服とスペースエイジ系のインテリアを収集しているため、収納不足に陥りがちです。好きな検索ワードは「備忘録」
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