恋愛・結婚

『ザ・ノンフィクション』密着された婚活男性の本音に迫る「後悔は一切ない」

“婚活仲間”に伝えたいことは…

マリーミー

取材中もたびたび丁々発止のやり取りを交わしていた2人。互いに信頼していることの証左だろう

——取材のスタート時とは状況が大きく変わられたようですが、現在はどのような結婚生活を思い描かれていますか。 進藤:末永く楽しく、仲睦まじい夫婦になるのがなによりの夢です。具体的な生活のイメージとしては、食洗機のほか、大きい冷蔵庫がほしいと考えています。最近では職場にお弁当を持参しているのですが、食材ですぐ冷蔵庫がパンパンになってしまうのが悩みなんです。未来の妻に愛妻ならぬ愛“夫”弁当を渡したり、一緒に台所に立ったりできると素敵だな、なんて。  家賃はあまり高くない所がいいと思っています。Twitterでは「二人暮らしで家賃10万円なんて都内じゃありえない」と叩かれていましたが、母との二人暮らしも9万円でしたから。地価が上がっていることもわかっていますし、あんまりボロボロなのは避けたいと思いますが、私自身は都外のベッドタウンなどを含め立地にこだわりがないので、10万円ちょうどではなくても近い価格帯ならありえるかなと。 植草:そのあたりはお相手としっかり相談して決めるものだということを忘れないように。だけど、SNSで言われていたような「現実を知らなさすぎて、結婚への本気度が感じられない」とは違うよね。 進藤:生活面のすり合わせなど、より深いコミュニケーションにしっかり取り組んでいきたいです。 ——最後に、番組視聴者をはじめとした“婚活仲間”に対して、同志としての一言、アドバイザーとしての一言をお願いします。 進藤:偉そうなことは到底言えませんが……ネットで情報とにらめっこするばかりではなく、現場に飛び込んで経験を積むことこそが大切だと、実体験として感じています。もし私の姿に励まされたという方がいらっしゃれば、仲間としてともに頑張っていけたらうれしいです。 植草:婚活はやろうと思った瞬間に始めるのが吉。性別に関係なく、早いに越したことはありません。あとは進藤さんのように、アドバイスに耳を傾けて行動する素直さがあれば、明るい未来が待っているはずですよ。 =====  会員一人ひとりに対して「我が子のような」親身さをもって接する植草氏と、その愛を受けてすくすくと成長していく進藤氏。2人の姿は親子のようであり、師弟のようでもある。  そんなコンビの歩む道の先に、「成婚」の2文字が見えるのもそう遠くないはずだ。 <取材・文/海原あい>
コンビニで買えるビール類はほぼ全制覇しています。本は紙派。さらに調味料と服とスペースエイジ系のインテリアを収集しているため、収納不足に陥りがちです。好きな検索ワードは「備忘録」
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