“57歳クズ芸人”が『ザ・ノンフィクション』で話題。弟子が語る、“意外な”素顔「借金は2年以内に必ず返済」
2025年1月5日に放送された人気ドキュメンタリー番組『ザ・ノンフィクション』(フジテレビ系)に出演したお笑い芸人・小堀敏夫氏(57歳)が話題になっている。小堀氏はお笑いコンビ・ガッポリ建設として活動し、人気番組『エンタの神様』などでブレイクした。だが、仕事が減少してからというもの、相方や弟子などに借金をしながら食いつなぐ姿を、番組内では“クズ芸人”と評されていた。
文句のつけようのない“クズっぷり”を随所で見せつけたわけだが、実生活でも同様なのだろうか。本記事では、20年近く小堀氏の弟子として過ごした「魔法使い太郎ちゃん」氏(40歳)にインタビューを敢行。番組をご覧になった方ならご存じだろうが、現在は静岡県浜松市の焼肉店『KON太郎』を切り盛りするやり手の人物だ。話を聞いていくうちに、番組内では見られなかった小堀氏の姿が明らかになってきた。
――そもそも魔法使い太郎ちゃんさんが弟子入りをした経緯はどのようなものでしょうか?
魔法使い太郎ちゃん(以下、太郎):2006年、当時19歳だった私は、調理師専門学校に通いながら中華料理屋で修行をしているところでした。もともとお笑いが好きで、『エンタの神様』などで活躍する師匠たちの姿をみて、「こんなに面白い人たちがいるんだ」と思ったのです。そして、当時の所属事務所であったワハハ本舗に行ってガッポリ建設のおふたりに弟子入りをお願いしました。
――お笑いが好きだったとのことですが、他にも弟子入りをしたいと思った芸人さんはいましたか?
太郎:いえ、面白いと思う芸人さんはいますが、弟子入りを懇願したのは、ガッポリ建設のおふたりだけです。
――弟子入りを志願したときのおふたりの反応はどのようなものでしたか?
太郎:笑っていましたが、すぐに承諾してくれました。「俺たちもそんなに売れているわけじゃないのに弟子なんて、なんか面白いな」みたいなことを言っていたような気がします。
――具体的に、弟子は何をするのでしょうか?
太郎:雑務を担当するほか、いろんなことを勉強させてもらいましたね。特に“小堀師匠”は、意外と厳しいところがあるんですよ。
「こんなに面白い人たちがいるんだ」と思った
意外と厳しいところがあった“小堀師匠”
ライター、エッセイスト。可視化されにくいマイノリティに寄り添い、活字化することをライフワークとする。『潮』『サンデー毎日』『週刊金曜日』などでも執筆中。Twitter:@kuroshimaaki
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