世界最大級のデカさ&熱さ!超大型サウナ室にナイアガラロウリュの猛烈熱波も【ミスSPA!2023 心愛/ベストサウナvol.21】
週刊SPA!主催の新人発掘オーディションを勝ち抜いた「ミスSPA!2023」たちによる、連載「ベストサウナ」。第21回は『モンスターワーク&サウナ』をレポートする。
●今回のサウナー・ミスSPA!2023 心愛ちゃん
コアラ星生まれ。T160 B86 W61 H89。釣り番組やラジオでマルチな才能を発揮中。公式X(@coanotubuyaki)
’23年12月25日、住みたい街ランキングの常連ながら、“サウナ不毛の地”と呼ばれてきた東京・吉祥寺に、待望の大型サウナが誕生した。運営元は屋上外気浴が人気の西荻窪「ルーフ・トップ」と同じだが、こちらは地下施設で、230坪で横に広いという違いが面白い。
目玉はやはり、100人を同時収容できる世界最大級の高温サウナ室だろう。開放感のある設計と、総出力100kW超の特注MONSTERストーブが圧巻だ。5段ベンチは座る場所によって88~110℃の幅広い温度帯が楽しめる。さらに、15分に1回の「ナイアガラロウリュ(オートロウリュ)」は強烈で、最上段は歴戦のサウナーも舌を巻く玄人好みの熱さ。なるべくすべてのお客さんに体感してもらえるよう、オートロウリュの間隔を短くしているというのも、憎い心配りだ。
●Point:巨大サウナストーブに、降り注ぐナイアガラロウリュ
当然ながら水風呂もゆとりある造り。30人を収容できるプールサイズで、全体をチラーでキンキンに冷やし、中央部からぬるめの水を放出することで、水風呂内に仕切りナシで温度差をつくる新しい試みに挑んでいる。一つの水風呂で、シングル(一桁台の水温)から約16℃までの温度幅を楽しめるので、サウナ室と同様、自分好みの体感を求めてあれこれと試してみたい。
そしてなにより、これだけ大きな施設だと、せっかくサウナに行っても混みすぎて楽しめない、という事態が起きにくい。昨今のサウナ混雑問題に「デカさ」という力業で解決を図っているのだ。
休憩は内気浴のみだが、インフィニティチェアだけで50脚以上が用意された圧倒的な光景が広がる。サウナ、水風呂同様広大な休憩所には、会話NGのサイレントエリアと会話OKのコミュニケーションエリアを完備。さらに高速回線も用意されているのでワークスペースとしての機能も果たす。これだけ見事なサウナ施設ができたのだから、長らくサウナ不毛の地であった吉祥寺としても待ったかいがあるというものだ。
そして現在、同グループは西荻窪、吉祥寺に続いて、三鷹に新しいサウナ施設を準備中だという。居住エリアとして人気が高く、多様なカルチャーが存在する中央線沿線に、これからどんなサウナ文化が広がっていくのか楽しみだ。
<取材・文/森野広明 撮影/三橋直人>
世界最大級のデカさ&熱さ!
100人入れる超大型サウナ室に、ナイアガラロウリュの猛烈熱波!
<取材・文/森野広明 撮影/三橋直人>
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