ラグジュアリーな畳の“茶室サウナ”。完全予約制の癒やし空間でゆったりととのう【ミスSPA!2023 心愛/ベストサウナvol.35】
週刊SPA!主催の新人発掘オーディションを勝ち抜いた「ミスSPA!2023」たちによる、連載「ベストサウナ」。第35回は『SAUNA OOO TOKYO(サウナ オー トウキョウ)』をレポートする。
●今回のサウナー・ミスSPA!2023 心愛ちゃん
コアラ星生まれ。T160 B86 W61 H89。釣り番組やラジオでマルチな才能を発揮中。公式X(@coanotubuyaki)
東京・東日本橋にある「SAUNA OOO TOKYO」は、コミュニケーションサウナをコンセプトにした完全予約制のプライベートサウナだ。大阪や福岡にも系列店を展開する同施設の1号店として、’22年4月にオープン。外観は近隣に溶け込むオフィスビルだが、3階に併設されたレストランが受付を兼ねており、2階がサウナフロアになっている。
サウナ室は「△の部屋」と「□の部屋」の2種類。入り口のネオンサインに導かれ、最大6人まで利用可能な□の部屋へと進むと、そこにはラグジュアリーな雰囲気が広がっていた。
この施設の魅力は、何といっても和の趣を取り入れたリラクゼーション空間にある。畳敷きのサウナ室は、まるで「茶室」にいるかのような静寂と温もりを感じさせ、心が落ち着く。ストーブはMISAで温度設定は約90℃。茶室特有のコンパクトさはセルフロウリュの効果が高く、寝転んで脚を上げられるので、体全体を均等に温めることができる。複数人で車座になって会話を楽しめる設計も面白い。まさにコミュニケーションを重視した空間である。
水風呂は「坪庭」をイメージしており、ゆったりめのひとり用サイズ。チラーで常に約13℃に保たれており、溢れた分は自動で水が追加されるシステムなので、周りの目を気にせずにドボンと飛び込むのが、最高に気持ちいい。「縁側」をモチーフにした休憩ゾーンも全体のスペースに対して広めにとられており、のんびりとくつろぎながらととのいトークが盛り上がること間違いなし。専用QRコードで部屋からドリンクを注文することもできる。
3階のカフェバー「+O+O+O(トトト)」では、こだわりの薬膳カレーやかき氷を通年で提供しており、サウナの利用者は10%引きで注文可能。さらに、通常は月契約の4階コワーキングスペースを追加料金で利用できるなど、サウナ利用者に向けた特典が多いのもうれしい。
「SAUNA OOO TOKYO」は、ソロでもちろん楽しむことができるが、誰かと一緒にサウナを楽しむための工夫が凝らされている。実際、女子会やビジネスにおけるミートアップに利用されることも多いとか。もしも、これから仲を深めたいという相手がいるならば、一度、このサウナに誘ってみては?
<取材・文/森野広明 撮影/三橋直人>
畳敷きサウナ室で語らう癒やし空間
新感覚の“茶室サウナ”で、禅の心を感じながらととのう
<取材・文/森野広明 撮影/三橋直人>
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