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パチンコ店の“サクラ”で稼いだ53歳元パチプロの「その後の人生」。普通に働こうとするも“時すでに遅し”

サクラとして打っていた思い出の一台

パチンコ 最後に村木さんの思い出の一台を聞いてみた。 「ベルコの『日本一の桃太郎CT』って台。サクラで打ったんだけど、これがもう、本当につまらなくて拷問だった(笑)。ベルコってビンゴシリーズとかで尖った台を出すメーカーって印象があったから、そんなメーカーの5号機第一弾って期待するじゃない。サクラで打ったんだけど、これがもう、本当につまらなくて拷問だった(笑)。設定6だけど機械割も低くて、とにかく出ない。頭の中じゃ『仕事仕事! これは仕事だから』って思いながら無心で打ち切ったなぁ……」  苦笑いしながらも、当時を振り返って村木さんは語ってくれた。 取材・文/谷本ススム
グルメ、カルチャー、ギャンブルまで、面白いと思ったらとことん突っ走って取材するフットワークの軽さが売り。業界紙、週刊誌を経て、気がつけば今に至る40代ライター
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