更新日:2024年06月19日 15:15
仕事

「ラブホから同僚社員が…」謎のデマを拡散。”迷惑系”お局社員が孤立して退職するまで

気に入らない社員への陰口はもちろん、執拗な嫌がらせなどを繰り返して相手を追い詰めるお局社員。同じ会社に長く勤めているので社内事情を熟知し、上手く立ち回っているため、できれば敵にしたくない相手だ。  だが、なかにはゴシップ話が大好きな者も多く、社内のいろんな社員の噂話を面白おかしく吹聴する者もいる。楠田健史さん(仮名・36歳)が勤める産業用機械メーカーにいたお局社員M美さんもまさにそんな人物で、不幸にも彼女にあらぬ噂を流されてしまったという。

盛りまくったデマを事実として言いふらすお局女子社員

デマを拡散するお局社員

※画像はイメージです。以下同

「妻とまだ恋人同士だった頃、当時はお互い埼玉県内に住んでおり、池袋で乗り換えしていたので仕事帰りに待ち合わせして食事に行くことが多かったんです。ある日、食事を終えて駅に向かう途中、M美さんに突然声をかけられました。一応、挨拶して一言二言話をしてすぐに別れましたが、彼女は社内で『ラブホテルから出てきたところでばったり会った』と言いふらしていたんです」  ただし、M美さんと会ったのは池袋駅北口すぐそばの路上。池袋のラブホ街からもっとも近い出口とはいえ、数百メートルの距離がある。それにこの日は普通に食事をしただけでラブホ街には近付いてすらいない。 「利用したことがないわけじゃないですけど、明らかに事実と違うし、面白おかしく言いふらされ、本当に腹が立ちました」  それでも一緒にいたのは恋人だったこともあるが、M美さんとこれ以上関わりたくなかったため、その場ではこの件について否定することはしなったそうだ。

本人は「慕われている」とカン違い

 ちなみに彼女から話を聞いた同僚たちは、「別に恋人同士ならいいんじゃないですか?」といたって冷静な反応。しかも、「そういう話を言いふらすってよくないですよ」と注意する者もいたそうだ。 「本人は慕われているとカン違いしてたっぽいですが、M美さんはみんなから嫌われてましたからね。みんな大人だし、面倒だから会社では普通に接していただけで、この時みたいにある事ない事をベラベラ喋るもんだからデリカシーのない人と思われていました。ただ、面と向かって注意してくれるとは思わなかったため、そこはありがたかったですね」
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同僚たちから非難され、会社からも厳重注意
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ビジネスや旅行、サブカルなど幅広いジャンルを扱うフリーライター。リサーチャーとしても活動しており、大好物は一般男女のスカッと話やトンデモエピソード。4年前から東京と地方の二拠点生活を満喫中。

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