『賭博黙示録カイジ』のスピンオフ『中間管理録トネガワ』の作者であるハッシー橋本が、漫画で稼いだカネで“怪しい投資”に挑む実録マンガ。一般の人が手を出しにくい投資を攻略して“億り人”になることはできるのか——。 　今回は第百五十二話のコラムで紹介した、400万ポイントのエアドロの“その後”について。あれからさらにポイントが加算され、700万ポイントとなったが、はたして日本円に換算するといくらになるのか。噂段階では「エアドロ1ポイント＝1円」になると言われていたが——。 　例の「デカドロ期待の案件」。あれからさらに増えてトータル700万ポイントとなったが、それがいくらになるのか！？ 　正解は「3万円」でした……。 　やったことはまさに「捕らぬ狸の皮算用」。噂だけで換算して「700万ポイントなら300万円くらいになりそう」という期待をしていたのですが……。 　だって世界ランキング19位だし、大きいプロジェクトだから資金調達もたっぷりしてるし、という都合の良い解釈の結果、蓋を開けてみればスカスカでした。 　期待と希望も雲散霧消……。穴があったら入って埋めてもらいたい心境です。 　話半分とは言いますから「100万くらいにはなっちゃうかもな」と考えてたけど、実際は“話1/100”でしたね。 　ちなみにトークンもらって速攻で売り、USDTというドル仮想通貨に利確しました。これから上がろうが下がろうが知りません。 　エアドロでもらったトークンってステーキング（貯金）しておけば、またもらえたりするので、半分売って半分ステーキングしたりするもんですが、今回のコレは全て売っ払いました。「もうお前とは付き合わん！」という決別宣言です。 　それくらい傷つきましたが、また気持ちを切り替えて別のデカドロ狙っていきます！ 漫画・文／ハッシー橋本
愛知県出身の漫画家。パチンコ・パチスロ漫画を中心に活躍し、‘15年より月刊ヤングマガジンで連載を始めた『賭博黙示録カイジ』のスピンオフ『中間管理録トネガワ』が大ヒット。サウナとビールの愉悦を描いた『極上！サウナめし』はサウナ好き必見の一冊　Twitter @hashimotosan84