恋愛・結婚

男性が「真夏のデートで失敗する行動」5選。猛暑だからこそ“要注意”のポイントが

⑤「下心が透けて見えるような場所」は避けたい

 残すプランは「日没後の散歩」と「オーセンティックバー」。一見なにも問題ないプランですが、明確な落とし穴が存在しています。  女性の夏の足元といえば、サンダルやミュールです。デートともあれば、おろしたてのものや、デザインがとびきり気に入っているものを履いているかもしれません。  けれど、かわいらしいサンダルやミュールほど、靴擦れも起きてしまいやすいものなのです。お散歩をしたいなら、事前に「歩きやすい靴で来てね」と言っておいたり、「その靴で歩くのはしんどくない?」と確認をとるなどのワンアクションを入れる必要があります。  そうした観点とぶつかってしまうのがオーセンティックバーです。カジュアルなところならともかく、格式のあるバーでは小綺麗な格好で訪れたいもの。  お散歩やプール・海に適した服装にはそぐわないことが多いでしょうし、そのように動き回ったあとではやはり化粧崩れも心配になってしまいます。  そもそも、なぜこのプランではオーセンティックバーに誘おうとしたのでしょうか? 先ほど「下心」が透けてしまうことに注意をしましたが、水着でなくとも薄着となる夏場は、無意識にいやらしい視線を向けてしまう男性が少なくありません。  そうした視線が感じられたのちに、特別な日でもなく、柄でもない人から、やたらとムーディーな場所へ誘われると、やはり下心を警戒されてしまいます。

夏ならではのピンチを「見せ場」に変えた例も

 デートにおいて常に大切なのは、相手への観察眼と、そこから得た適切な距離感の把握です。無理に距離を詰めようとするのではなく、しかし積極性は失わず、相手の様子に合わせて働きかけていきましょう。  寒いからこそ「見せ場」がある冬と同じく、夏もたくさんのピンチがあるからこそ多くの「見せ場」があるのです。  実際に、夏のピンチを成婚に繋げた男性会員の事例を紹介します。  浴衣デートをしていたところ、お相手が靴擦れしてしまったとのこと。けれど慌てず騒がず、近場のベンチまで手を引き、座らせたそう。それからコンビニへと駆け込み、絆創膏にくわえ冷感ボディシートを購入して、怪我と暑さのケアを行ったそうです。  その心遣いと手際が、女性にとって決め手になったと聞いています。結婚生活は、“苦”楽をともにするもの。だからこそ、デート中のピンチは、まさしくチャンスでもあるはずです。 =====  結婚とまでいかずとも、悩ましい夏のデートこそ腕の見せどころです。都内でも、明治神宮のような緑あふれる場所は涼しいですし、かき氷やジェラートといった季節ならではの食べ物もたくさんあります。  想像力とリサーチ力を尽くして、「一夏の恋」に終わらせてしまわない、「一生ものの愛」へと繋がるデートを楽しんでくださいね。 <TEXT/植草美幸>
結婚相談所マリーミー代表取締役、恋愛・婚活アドバイザー。 1995年にアパレル業界に特化した人材派遣会社エムエスピーを創業。そこで培ったマッチング能力・人材発掘力を生かし、2009年に結婚相談所マリーミーを設立。日々カウンセリングを行いながら、セミナーの開催、テレビやラジオへの出演など幅広く活動中。著書に『ワガママな女におなりなさい 「婚活の壁」に効く秘密のアドバイス』(講談社)、『モテ理論』(PHP文庫)など
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