銀座ホステスが明かす「モテない50代男性が初デートでやりがちなこと」5選。“おばさんみたいなおじさん”にウンザリ
大人の社交場・銀座のクラブにホステスとして勤めているみずえちゃんと申します。1か月に1度お見えになる80歳のお客様は「胃を半分摘出した」とおっしゃいながら、いつも私と同じ量のお酒を召し上がります。いつまでも元気でいて欲しいですね。昭和のタフな男性が大好きです。
最近はアプリが男女の出会いのきっかけになることは珍しくなく、むしろ主流のようです。「圧倒的にマッチングできる男性とは」「モテるプロフィールとは」などハウツー系の記事をたまに目にすることもあります。
アプリのことはアプリの恋愛が得意な方にお任せするとして、こちらの記事では「初デートでのいろは」について書いてみたいと思います。
大阪では北新地、東京では銀座と、一等地で働くにあたり、一流のメンズとデートをさせていただく機会にも恵まれてきました。そんな私から初デートへ挑む皆さんに、愛のムチを打たせていただきます。
今回のテーマは「モテない男性が初デートでやりがちなこと5選」です。3つ以上当てはまったあなたは大ピンチ。さっそく参ります。
同伴の場合ですが、遅刻は厳禁です。私は、だいたい待ち合わせの時間の30分前には待ち合わせ場所に到着するようにしています。お相手にとっての1分の方が、私にとっての1分よりもずっと価値が高い場合が多いから。
だって、お客様は各界のVIPや経営者さんです。私の時給なんかと比べ物にならないくらい、たんまりとお稼ぎになる方々ばかりです。言い換えれば、それほどにお忙しい方々なのです。そんな方が私たちのようなものと食事をするために、わざわざ時間を割いてくださるんです。遅刻するわけにはいきません。
とはいえ、30分前に到着していることをお客様にお伝えすることはありません。余計な気を遣わせたくないからです。
ところが。中には待ち合わせより40分も50分も前だというのに「到着しました」と連絡をくださる男性がいます。これには「わかってないボウヤね〜」と思ってしまいます。
遅刻していないのに遅刻してしまったような気分になります。初デートで女の子に必要以上に気を遣わせる男性はイケてないです。
スーツ姿がとっても素敵で魅力的な男性と、初めて休日にお会いした際、スーツじゃない彼に幻滅したことがあります。そうです。私服がダサいのです。
ヘアアイロンで平らにのばした前髪、細い眉。はだけたシャツの胸元からはシルバーのアクセサリーがのぞいています。極めつけは、一部のファッション誌ではトレンド扱いですが、中年男性が身に着けると大事故を起こすウォレットチェーン……。
偽物のつんく♂さんにしか見えません。50代男性にとってのイケてる男が、カリスマ的ロックバンドのボーカルなのは仕方ないとしても、ファッションは更新していきましょう。
ヘアスタイルやアイブロウに関しては、プロの力を借りましょう。美容師さんに相談してみてください。
ファッションに関しては、無印良品の商品でキレイにコーディネートしている男性の方がずっと魅力的です。おそらく、想定の半額以下で全てのアイテムが揃うので、まずは店頭へ足を運んでみてください。
ファッションに関する助言は過去の記事にも書いているので、よかったら参考にしてみてください。
【参考記事】⇒キャバ嬢から“痛いおじさん”認定されてしまう「やってはいけないファッション」10選
その傍ら、ライターとしても活動しており、これまでに私がお酌をさせていただいたおじさま方との実体験をもとに、夜遊びやモテに関する情報を発信させていただきます。
銀座ホステスが伝授する「初デートでのいろは」
その①待ち合わせ時間よりも早く到着していることを報告してくる
その②大御所ミュージシャンのようなファッション
1989年生まれ。新潟県長岡市出身。関西外国語大学卒業後、大阪市内の広告代理店に勤務する傍ら、キャバ嬢デビュー。結婚、離婚、地方の激安キャバクラを経て、現在は銀座ホステスとライターを兼業。X(旧Twitter):@mizuechan1989
記事一覧へ
記事一覧へ
この記者は、他にもこんな記事を書いています
ハッシュタグ