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“サイゼで喜ぶ妻”、離婚も「元旦那には感謝しています」。DV彼氏から救ってくれた過去を語る

「元旦那には感謝しています」

東京砂漠

歌舞伎町のBAR「東京砂漠」にて、「膣ギロチン」の名前で働いている

 2021年に2人は結婚。翌年に夫がサイゼリヤにて彼女が食事する様子を「サイゼで喜ぶ妻」としてXにポストすると、大きな話題を呼んだ。なんとなく見たことがある人も多いんじゃないだろうか。 「まだグラドルとしてデビューする前だったんですが、すごいバズりましたね。顔をスタンプで隠した状態だったんですが、デビューしてからも、その正体が私だとわかるファンはいませんでした(笑)」  運命的な出会いの末、結婚に至った若い2人だが、お金の使い方や価値観の違いをめぐって2024年に離婚。 「彼から『お金を自由に使えないなら離婚しよう』と。私としては、離婚はしたくなかったのでびっくりでした」  離婚のショックで仕事を休みがちになり、所属していた事務所を辞めることに。グラドルとしては開店休業状態に陥る。さらに離婚後に「サイゼで喜ぶ妻が離婚した」と話題になってしまい、結果的に「私がサイゼで喜ぶ妻でした」と告白し、さらに炎上する。 東京砂漠 こんなにいろいろなことがあっても元夫とは「仲が良いんです」と微笑む。 「もう復縁はないし、未練もないです。でも、今でも彼は私の中では王子様なんです。軟禁状態で毎日殴られていて、どん底だった私を救ってくれた唯一無二の人。彼と出会っていなければ、まだ殴られていたかもしれないし、名古屋から出れなかったかもしれません。それに彼と結婚して、転勤で東京に来れたからグラドルという憧れの職業に就けたので。本当に感謝しています」 <取材・文/吉沢さりぃ、撮影/長谷英史>
ライター兼底辺グラドルの二足のわらじ。著書に『最底辺グラドルの胸のうち』(イースト・プレス)、『現役底辺グラドルが暴露する グラビアアイドルのぶっちゃけ話』、『現役グラドルがカラダを張って体験してきました』(ともに彩図社)などがある。趣味は飲酒、箱根駅伝、少女漫画。X(旧Twitter):@sally_y0720
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