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業界人が語る、“旧ジャニーズ”俳優「使いたい/使いたくない」8名。キムタク、松潤の“リアルな評価”とは

キムタクブランドは崩壊寸前か

Believe-君にかける橋-

公式HPより

 そんなB氏に、使いたくない俳優も聞いてみた。 「強いて言えば、元SMAPの木村拓哉さんになりますかね。かつての視聴率キングで、近年も『教場』シリーズ(フジ)、『Believe-君にかける橋-』(テレビ朝日)などのヒット作に出ていますが、50歳を超えた現在、“かっこいい”だけの演技だとどうしても役柄の幅が狭い。  できれば、中年男性の哀愁や苦悩を感じさせる演技をしてほしいと思っています。いつまでも“キムタクブランド”が通用するとは思えないので……」  日本を代表するスター俳優・木村拓哉も50歳を超えて岐路に立たされているようだ。

迫力に満ちた悪役を演じたら業界イチの森田剛

 最後に、恋愛ものやサスペンスなどを幅広く手掛ける女性脚本家のC氏にも意見を聞いた。 「ぜひ使っていただきたいのは元V6の森田剛さん。若い頃から演技力に注目していましたが、映画『ヒメアノ~ル』や『インフォーマ』(関西テレビ)で見せた悪役っぷりは一度見たら忘れられないほど迫力に満ちていました。  ダークな役柄ばかりがフィーチャーされがちですが、どんな役柄も憑依的な演技をできる人だなと思っています」

大人のラブストーリーに向かない元King&Prince・平野紫耀

 では、ラブストーリーを多く書いてきたC氏が使いたくない俳優とは? 「ファンの方には申し訳ないですが、元King&Princeの平野紫耀さん。端正な顔立ちとハスキーボイスのギャップは惹かれる部分もありますが、『クロサギ』(TBS)や映画『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』では抑揚のないセリフ、くどい表情の演技が気になってしまいました。  青春ラブコメでは輝くと思うのですが、大人向けのラブストーリーを演じてもらうのはつらいかもしれないです」  今なおドラマや映画に欠かせない“旧ジャニ俳優”たちだが、その評判は業界人によって千差万別のようだ。今後、出演が続く俳優もいれば、徐々に消えていく俳優もいるかもしれない――。 <ライター/木田トウセイ>
テレビドラマとお笑い、野球をこよなく愛するアラサーライター。
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