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筑波大進学の悠仁さま“クルマで通学”は現実的?「電車通学と比較すれば圧倒的に…」都内在住の筑波大OBが進言

筑波大学理系学部出身の腕時計投資家・斉藤由貴生です。悠仁さまが筑波大学の生物学類に合格されたというニュースが話題となっていますが、記事によっては「クルマで通学が決定した」と書いてある一方、筑波大周辺に悠仁さまが住まわれる可能性もあるといった内容の記事もあるため、実際に悠仁さまがどのように筑波大学に通われるのかはわかりません。 ただ、「クルマでの通学」ということをテーマにした記事が多く、その記事の趣旨の大半は「通学には困難も生じる」といった内容。警護も伴う皇族の車での移動と一般人の自家用車での移動は別物ではありますが、実際に東京から筑波大学にクルマで通っていた私が、通学時間帯での道路事情や時間効率、電車通学との比較を含めて解説したいと思います。

筑波大生たちの住居事情

筑波大学のキャンパス(2013年著者撮影)

筑波大学のキャンパス(2013年著者撮影)

まず、筑波大学の学生事情を簡単にお伝えしますが、東京が地元という人含めて、90%ぐらいの学生は、大学近くに家を借りて通っています。多くの場合、1年生では学生宿舎を利用し、2年生からはアパートを借りるわけですが、1年生の時点からアパートを借りる生徒も一部います。 私がいたのは情報メディア創生学類ですが、1年の段階では、55人中45人ぐらいが宿舎、8人ぐらいがアパート、2人ぐらいが実家からの通学といった具合でした。 他の学類を見ても、東京近郊から通学するという生徒は10%程度(当時の学内紙のデータを見た記憶から)といった具合で、“通い”の生徒は多くありません。また、東京からの通学組はほぼ全てが電車を利用。東京からクルマ通学という生徒はいなく、私が在学中に私以外に「東京から毎日クルマで通う」という生徒を見かけたことはありませんでした。 なお私は、ずっとクルマで通っていたわけではなく、筑波大学の近くにアパートを借りたこともありますし、電車で通ったこともあります。 そういった意味で私は、筑波大学への通学ルートをほぼ網羅したといえるわけですが、その実体験から「クルマ通学は実際に可能なのか?」ということをお伝えしたい次第であります。では結論は、どうかというと「クルマ通学は快適!」だといえるのです。

クルマ通学の利点

東京から筑波大学に通うという観点では、クルマ通学が最も効率が良いと思います。というのも、茨城に向かう朝の高速道路は常時混雑するような“難所”が少なく、私の場合『家でクルマに乗り込んだ瞬間⇒筑波大学の駐車場に到着してドアを開けるまで』が“ちょうど1時間”だったのです。 混雑する箇所、いわゆる難所的な部分が首都高6号線や外環道であるものの、そういったことを考慮しても、東京都内から1時間程度で筑波大学に到着することが可能です。 一方、電車を使った場合の所要時間は2時間程度。つくばエクスプレス(以下TX)に乗ってからはある程度早いものの、つくば駅から筑波大学まではバスが必須。それらを合わせると、結局2時間近くかかってしまうわけです。 また、筑波大学の1限開始時間は朝8:40と異常に早いため、「ドアtoドアで1時間」というクルマでの通学がかなり快適だったのです。 ちなみに、もしも悠仁さまが筑波大学ではなく、慶応SFCなどに進学されたならば、クルマでの通学は困難だったといえます。というのも、東名高速の町田方面は渋滞がひどく、とても毎日通えるような交通状態ではないからです。
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電車通学のデメリット
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1986年生まれ。日本初の腕時計投資家として、「腕時計投資新聞」で執筆。母方の祖父はチャコット創業者、父は医者という裕福な家庭に生まれるが幼少期に両親が離婚。中学1年生の頃より、企業のホームページ作成業務を個人で請負い収入を得る。それを元手に高級腕時計を購入。その頃、買った値段より高く売る腕時計投資を考案し、時計の売買で資金を増やしていく。高校卒業後は就職、5年間の社会人経験を経てから筑波大学情報学群情報メディア創成学類に入学。お金を使わず贅沢する「ドケチ快適」のプロ。腕時計は買った値段より高く売却、ロールスロイスは実質10万円で購入。著書に『腕時計投資のすすめ』(イカロス出版)と『もう新品は買うな!』がある

もう新品は買うな!もう新品は買うな!

もう大量消費、大量生産で無駄遣いをするのはやめよう


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