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元セクシー女優が暴露する「令和に“立ちんぼ”が急増した理由」。切実な事情を抱えている女性も

そもそも「入店ができない」ケースも

たかなし亜妖さん 近頃、妖怪屋敷みたいなお店は減少傾向にあり、どの業界も「コスパよく、そしてハイクオリティに」をモットーにしているせいか、高級店でなくても採用基準が高い。体の傷、メンタル、礼儀やマナーをチェックされ、そこへ店特有のルールが加われば“ラクして稼げる”からは大きく遠ざかるだろう。  体の傷や派手な落書き、規格外の大きな体型はもう論外で、入店にまでも至らない。仮に入ることはできても出勤が不安定かつ休みがちだと、あっさりとクビになる。ルックスや勤怠に問題があるとお客に自信を持って勧められず、最悪の場合リピーターを失ってしまうからだ。  入店と退店を繰り返して受け入れ店舗がなくなるか、最初から面接に通らないなどして、流れ着く先が立ちんぼというケースは、実際に少なくないという。

噂の公園は“行き場を失った人の受け皿”に?

 立ちんぼも自分自身が売り物のため、ルックスはそれなりのラインをクリアせねばならない。しかし完全なる“個人商店”だと、店のカラーなどを気にしなくてOKだし、傷跡や落書きに関しても甘い。厳しい面接をくぐりぬける手間もなく、行き場を失った人の救世主ともなり得る商売だと考えると、噂の公園は一種の受け皿と化しているのだろう。  初めから立ちんぼを希望するケースは極めて少なく、アレやコレと様々な経験をしてから街頭に立つ女性がほとんどだ。冷静に考えれば他に稼ぐ選択肢があるようにも思えるが、即日即金かつ働くうえでの緩さを求めると、何の抵抗もなくグレーゾーンに足を踏み入れてしまうのだろう。  今回は売り手の背景を解説したが、買い手の事情もあるようだ。お店を利用せず、立ちんぼにハマる男性は一体何を考え、求めるのかを次回に説明していく。彼らにも色々と言い分があるようだ。 文/たかなし亜妖
元セクシー女優のフリーライター。2016年に女優デビュー後、2018年半ばに引退。ソーシャルゲームのシナリオライターを経て、フリーランスへと独立。WEBコラムから作品レビュー、同人作品やセクシービデオの脚本などあらゆる方面で活躍中。
X(旧Twitter):@takanashiaaya
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