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東京23区ワンルーム投資で資産10億円。「複利の効果」を最大化させたサラリーマン投資家の極意

「複利の効果」は長く続けると投資効果がより大きくなる

私自身は途中で売却などはしておらず一貫して物件を保有し続けるとともに、基本的には毎年1~2戸は購入してきました。継続して得られたリターンを再投下することで、より資産の規模も増えることになります。続けることによって、毎年のリターンが増えて「複利の効果」もより大きくなっていくのです。 昨今では人生100年時代とも呼ばれています。最初に「収入>支出」という状態を作り出し、差額を再投下して複利の効果を活用することで長い人生を最大限に活かすことができます。 誰しも“今”の“現時点”が一番若いものです。投資をするときにこそ、キャッシュフローがプラスの状態で時間(期間)を味方に付けていること、が大事だと考えています。「複利の効果」は最初は微々たるものなのですが、年月が経つとより大きくなります。是非今一度、計算してみると面白いのではないでしょうか。 構成/上野 智(まてい社)
1976年生まれ。慶應義塾大学経済学部を卒業後、大手通信会社に勤務。社会人になると同時期に投資に目覚め、外国債・新規上場株式など金融投資を始める。その投資の担保として不動産に着目し、やがて不動産が投資商品として有効であることに気づき、以後、積極的に不動産投資を始める。東京23区のワンルーム中古市場で不動産投資を展開し、2019年に20年間勤めた会社をアーリーリタイア。現在、自身の所有する会社を経営しつつ、東京23区のうち16区に計38戸の物件を所有。さらにマンション管理組合事業など不動産投資に関連して多方面で活躍する。著書に『43歳で「FIRE」を実現したボクの“無敵"不動産投資法』(アーク出版)
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