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銀座ホステスが1セット4000円の安キャバに勤めてみたら…出会った“痛客”の珍言動7選

珍客その②都落ちおじさん

 
グラスを手に談笑する女性2人

※写真はイメージです。以下同

「ここで働く前はどこで働いていたの?」とおじさんがおっしゃるので、銀座のどこそこです、と答えると、彼は顔を真っ赤にして怒り出しました。俺だって頑張ってるのにああでこうでとおじさんがおっしゃるのを要約すると「自慢してんのか? 俺に都落ちしましたねってそう言いたいのか?」ということでした。  安キャバに流れ着く前のおじさんは、銀座で飲み歩くようなエリートだったそうです。

珍客その③LINEで大はしゃぎするおじさん

 とっても紳士的で素敵なお客様と出会い、連絡先を交換しました。おじさんが「鬼滅の刃が好き」とおっしゃっていたので、短いやり取りの後「今日は劇場版・鬼滅の刃 無限列車編が地上波で放送されるそうですよ」と送信。その後、深夜になって 「キミとボクの無限発射編なんて、どう?」  と、おじさんから返信がありました。接客中だったので翌日にでも返信しようと思い、未読のままいったん放置していました。  すると翌朝、 「昨晩は大変失礼しました。調子に乗ってしまいました。いやな気分にさせてしまいすみません。ブロックしないでください。大変申し訳ありませんでした」  と、おじさんからLINEがありました。お酒を飲んで気が大きくなって、ついついはしゃいでしまうことってありますよね。どんまいです。
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カラオケで口パクおじさん
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1989年生まれ。新潟県長岡市出身。関西外国語大学卒業後、大阪市内の広告代理店に勤務する傍ら、キャバ嬢デビュー。結婚、離婚、地方の激安キャバクラを経て、現在は銀座ホステスとライターを兼業。X(旧Twitter):@mizuechan1989

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