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“困っている外国人女性”に“片言の英語”で話しかけた駅員に訪れた悲劇「かわいそうで見ていられませんでした」

高圧的な態度にげんなり

「英語は話せて当然でしょ!」と言わんばかりの高圧的な態度に片岡さんの親切心は吹き飛び、「やっぱやめとこう……」と静かに方向転換したという。 「ちょっとでも間違ったことを言ってしまったらトラブルになりそうだと思ったので、話しかけるのはやめました。大荷物で慣れない場所を移動してたら、ストレスが溜まってしまうのも無理はありませんけどね。それに、イントネーション的に英語が母国語じゃない感じもありましたし」 ===== 異国の地では困り事が一つや二つは出てくるだろう。しかし、たとえ言葉が通じなかったとしても態度ひとつで人柄は相手に伝わってしまうもの。最低限の敬意や感謝があれば、誰かが助けてくれるかもしれないが、逆もまた然りである。 一方、親切にしようとして「災難に巻き込まれそうになる」という体験は誰にでも起こりうる話。だからこそ、「手を差し伸べる勇気」と「空気を察する能力」の両方が問われるのだろう。 <TEXT/おせりさん>
下北沢に住む32歳。趣味はポーカーとサウナ、ホラー映画鑑賞。広告代理店・制作会社を経てフリーランスのブロガー兼ライターに。婚活ブログ『アラサー女の婚活談義』と生きることをテーマにした『IKIRU.』を運営中。体験談の執筆を得意としている。X(旧Twitter):@IKIRUwithfun
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