貯蓄の定番【500円玉貯金】は侮れない!
先日、OECD(経済協力開発機構)が発表した「家計貯蓄率(’10年)」で、日本は主要国のなかで最低の2.4%だった。トップのフランスは15.6%、「借金してでもカネを使う」イメージのある米国人でも3.4%と、日本を上回っているのだ。そんななかでもネチネチ、コツコツと貯蓄に励んでいる人たちのスゴ技を紹介しよう!
【強制貯金】たかが小銭と侮るなかれ!強制的貯金法
問答無用で、決まった額を貯金してしまう“強制貯金”。いわゆる「500円玉貯金」をやっている人は非常に多く、「お釣りなどで500円玉をもらったら、それは使わずに強制的に貯金箱に入れています。開けられないタイプの貯金箱に入れているのですが、毎日1枚は確実に貯金しているので、最低でも1か月1万5000円はたまっていますね」(33歳.流通)との声も。確かにお札を貯金するのは少し負担だが、小銭程度なら気兼ねせず強制的に貯金ができるはず。ポイントは「開けられない貯金箱」を使うこと。
500円玉だけでなく、小銭すべてを貯金する人も。
「一日の終わりに財布の中の100円玉を全部貯金箱に入れます。始めた当初は『小銭だからそんなにたまらないだろう』と思っていましたが、案外2万~3万円くらいはたまっている」(37歳.印刷)
現在、彼女募集中という彼は、たまったお金を婚活資金にしているそうで。そして、「500円玉貯金」をパワーアップさせたちょっと変わったルールの“5のつく貯金”を設けているのがこの人。
「5円、50円、500円、5000円と『5』のつくお金は全部貯金しています。さすがに5000円札は『これは貯金するのをやめるか』とルールを曲げてしまうこともありますが……」
自分に厳しく、ルールを厳格に守れるかどうかが成功の分かれ道。
― 月3万円余分にためる[貯金の奥義]【4】 ―
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