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客よりも社員の昼寝を優先する飲食店

職場がギスギスしている、ノルマがキツすぎる、労働法規がまったく守られないといった「ブラック企業」が何かと話題になっている。だが、そんなブラック企業の斜め上をいく、「ド底辺企業」なるものをご存知だろうか? モラルハザードなどという言葉すら高尚に思えるバカが社員として、ときには経営者として働いているという「底が抜けてしまった」感のある会社のことを指す。そんな「ド底辺企業」の実態に迫った!!

◆客よりも社員の昼寝を優先する飲食店

 真面目な人でも、知らぬ間にそのバカ社内ルールをインプットされてしまうド底辺企業。堅実そうな雰囲気漂う、某大手中華食材販売店で働く川上洋子さん(仮名・30歳)も、会社に感化されてしまった一人だ。

「ウチの会社はレストランを経営しているのですが、休憩時間になると店の従業員がお客様用の和室で昼寝をする風潮が。休憩室もちゃんと用意されているんですけど、『もっと広くてきれいなところで寝たい』という一部のわがままな従業員がお客様用の和室を占領。最初は反発もあったんですが、次第に普通の社員たちもお客様用の和室を休憩で使うように。仮にお客さんが来店しても、その時間帯は、店長が『今、従業員が和室を使っているので』とお断り。なかには、それで怒って帰っていったお客さんもいますね」

 本末転倒すぎる話だが、この会社のド底辺ぶりはまだまだ続く。

「売店で販売しているお菓子や肉まんを、社員がこっそり持って帰るケースも多いです。ただ、普通にやると在庫管理のときにバレる。だから、『あ、落としちゃった』と言って、わざと少し菓子の形を崩して、欠陥品にして廃棄扱いにしてしまうんです。私自身、何度となくその手法でお菓子を持って帰りましたね」

「朱に交われば赤くなる」とはよく言ったもので、川上さんも周囲の人間のあまりのド底辺っぷりににときどき転職も考えるというが「今の社風に慣れすぎて、別の会社で働けるかが不安」とのこと。「バカは伝播する」は本当だった。

― [ド底辺企業]本日も大バカ営業中【8】 ―

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