元店員の女子高生を直撃「みんな仲良し。ほかのお店では働きたくない」
― [女子高生のぞき部屋]逮捕経営者を直撃【3】 ―
営業当時のように制服姿で座椅子に座る17歳の女子高生。
今回、摘発後の店舗(現在は閉店)内で2人の少女に話を聞くことができた。
――今回こういうことになったけど罪の意識はあった?
A子「少し。でもそれほど悪いことをしてるって意識はなかった」
B子「あったら続いてないよ」
――2人はどうしてこの店で働き始めたの?
B子「友達の紹介。当時はパン屋さんで働いてたけど、何してても自由で楽そうだし、指名バック(料金の半分)」もあるし」
A子「ウチも。怪しいとは思ったけど、楽だったから」
――体育座りが必然的にパンツを見せる行為になるというのは認識していたよね。
B子「うん。最初は椅子に座るだけ。それに『見せパン』をはいてたから“別に”って感じだったけど、お客さんから『生パンじゃない』とか『よく見えない』っていうクレームがあって。それでTクン(T氏)に『生パンで体育座りでも大丈夫か?』って言われた。でも、それでもいいかなって」
A子「最初は嫌だったけど、ミラー越しにパンツを見せるくらいいいんじゃね?みたいな軽いノリ」
――鏡の向こうでお客さんが何をしてるかは知っていた。
B子「知ってたよ。裸になって手でシコシコしてたり(笑)」
A子「こっちからフツーに見えちゃってたけど、慣れれば“別に”って感じだよね~」
――A子は警察に調書を取られた3人のうちの1人だよね。
A子「うん。過去に何回も補導された顔見知りの警察官で、『店を辞めろ』とか『無理やり働かされてるんだろ』とかしつこく聞かれたけど、『ホントそういうのは一切ない』って言った。で、調書を取られたんだけど、『それって被害届なの?』って聞いたら『被害届じゃないけど、そういうもの』みたいな曖昧な感じでごまかされて。アレが被害届とは知らなかったよ」
――閉店したけど、またこういうお店で働きたいと思う?
B子「思う。ぶっちゃけ月に20万以上は稼げたからマジでおいしいバイトだった。実際他の(類似)店に行ったけど、客層とか女のコとか店とか、合わなかった……」
A子「ほんと、(見学クラブを作ってくれた)Tクンのおかげだよ。ここはみんな仲良かったし、ほかのお店では働きたくないよ」
取材・文/高木瑞穂 撮影/野中ツトム(清談社)
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