【女子高生見学クラブ】摘発を逃れた類似店
再三にわたる小誌報道を受けてか、2月21日、警視庁少年育成課は東京都渋谷区、江戸川区、新宿区、千代田区にある女子高生見学クラブ4店舗を一斉捜査。17歳少女2人への労働基準法違反の疑いで、「JK・ドリーム」(江戸川区)の店長と従業員を逮捕した。
ガサ入れの様子や摘発前の内部状況は、2月28日発売の週刊SPA!「女子高生見学クラブ摘発の一部始終」で報じているが、今回摘発対象とはならなかった類似店はどうなっているのか? 我々取材班が同様のサービス内容と把握している他店の動向を追った。
一斉捜索が行われた21日夜には、性器露出や連れ出しなど、過剰なサービスを展開していた六本木「S」がブログで臨時休業を宣言をした。「近日中に再開予定なのでまた当店をよろしくお願い致します」と再開を匂わせる表現もあった。
一方、池袋の「K」、今回捜索が行われた新宿「JK-Club」にほど近い、歌舞伎町の「S」、蒲田の「P」も、一様にブログなどで「一時休業」を告知した。「P」は「オープンの目処がつきましたら、こちらのブログにて、お知らせ致します」とこちらも閉店でないことをアピールしていた。
当局は同様の店も摘発に向かうと見られ、「見学店」はほとぼりの冷めるのをじっと待っている状態だろう。果たして法の目を盗むイタチごっこはどこまで続くのだろうか。<取材・文・撮影/「風俗(かぜ)を読む」取材班>
- 「“話題の”見学クラブ」と堂々たる看板を掲げている池袋の「K」。22日、記者が訪れると入口をバリケードで覆い休業していた
![]() |
『週刊SPA!3/6・13合併号(2/28発売)』 表紙の人/Hi-STANDARD(難波章浩・横山健) 電子雑誌版も発売中! 詳細・購入はこちらから ※バックナンバーもいつでも買って、すぐ読める! |
【関連キーワードから記事を探す】
吉田凜音、24歳。中国から日本に戻ってきたら「自分の居場所がない」10年間の道のりと葛藤
イマドキ女子高生は清楚系?“渋谷発”トレンドリサーチ、高校生は30年でどう変わったのか聞く
女子高生がSNSを“部活動”として運用、「バズる」動画撮影の裏側とは
女子高生の青春「プリ」の今。スマホがあっても「あえて撮る」ワケ
ホワイトデーの悲劇は女性にもある。手作りチョコのお返しは…
沈静化した【女子高生見学クラブ】が再び復活し始めている
【女子高生見学クラブ】摘発を逃れた類似店
【女子高生見学クラブ】が過激化
援デリ女子高生 のぞき部屋を“顔見せ”に利用
元店員の女子高生を直撃「みんな仲良し。ほかのお店では働きたくない」