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「人生はたまたまの連続」である 『龍が如く』プロデューサーの持論

ゲーム業界のキーパーソンが登場! 【 トップクリエイターの仕事場】

【前編】⇒モテると思ってゲームプランナーになった!
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【中編】「人生はたまたま」

横山昌義氏

横山昌義氏

 僕は、『龍が如く』の『1』の途中からチームに加わったんですが、最初はどういう立場かもはっきりしてませんでした。すでに別のゲームのディレクターが決まっていたところを、『龍が如く』総合監督の名越が「横山、『龍』やんなよ。『龍』っぽいもん」と言ってきて(笑)。僕は当時、今よりもっと黒服風の格好をしていたんで、それで声をかけてくれたんだと思います。名越は「自分をそう見せたいと思っているヤツが、そういう世界観のゲームをやるのがベスト」と考えていて、「『サクラ大戦』やれって言っても厳しいだろ」と(笑)。それで、何もわからないままチーム入りが決まりました。

 僕が参加した時点では、まだ強そうな男と少女、その少女のキャッチコピーしかない状態でした。とりあえず3時からシナリオの会議があるから出てくれと言われて、時間もあったのでネットで拾った役者の画像を当てはめ、勝手に人物相関図を作って持っていきました。周りは文章や資料を準備してきたようなんですけど、僕は相関図を見せながら、「こいつは元ヤクザで今歌舞伎町にいて……」とヤクザドラマを提案したんですね。そうしたら後で名越に呼ばれて「シナリオはお前に頼む」と。僕はシナリオなんて未経験だったんですが、それ以来シリーズのシナリオを担当しています。

 シナリオの件は、本当にたまたまですよね。これは持論なんですが、人生はたまたまの連続。人はたまたま生まれて、たまたま死んでいく。だから深く考えすぎないようにしています。一日一日、明日幸せになるために頑張ってそれを365回繰り返せば1年。寿命って、3万日ですから大した数字じゃないですよね。明日目覚めがよければいいんです(笑)。

龍が如く5

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※【後編】に続く⇒
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【横山昌義氏】
ゲームクリエイター。『龍が如く』1~4作目まではシナリオと演出を担当。『龍が如く5』ではシナリオに加えプロデューサーも兼務

(C)SEGA

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