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報道の「住所不定、無職」にはネカフェ難民も入る?

「むしゃくしゃしてやった」「ムラムラしてやった」など、事件報道には日常ではあまり使わない特有のフレーズがある。ほかにも「バールのようなもの」とか「みだらな行為」とか、気になる言い回しがいろいろ。そんな事件報道における定番用語のナゾに迫る! ◆Q.「住所不定、無職」とはホームレスやネカフェ難民のこと? イメージ「住所不定といっても、友達や恋人のところに転がり込んでいたりするケースもあるから、一概にホームレスやネカフェ難民とはいえません」と、全国紙の地方支局勤務の記者A氏。  また、全国紙で社会部経験の長い記者B氏は「彼らもどこかに住民票はあるでしょう。ただ、実態として定まった住居がないという。たとえば短期の住み込みとか建設現場を渡り歩くといった場合、ホームレスでも無職でもないけど、現時点での住所や就業状況を特定しづらい」と述べる。 「警察でもウラが取れておらず、事実が判然としないときに、ひとまず『住所不定、無職』と発表されたままに書いておく、と。ちなみに住所といえば、昔は『○○何丁目』まで書いちゃってました。個人情報にうるさい昨今では考えられない話ですよね(笑)」(同) ◆A.友人宅での居候や短期の住み込みなども含まれる ― 事件報道の[ありがち用語]ウラ読み辞典【4】 ―
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