育成型「アンドロイドアイドル」は“心”がインプットされないまま、ついにデビュー!?
以前、週刊SPA!の夜遊び情報コーナー「俺の夜」で紹介した、アンドロイドに扮した女のコたちを育成していくガールズカフェ『アンドロイドルカフェ』(https://nikkan-spa.jp/yoru/404893)。お店で働く女のコたちは、20XX年からタイムスリップしてきた天才少年“ミスターえっくちゅ”によって製造された、アンドロイドアイドル(以下、アンドロイドル)というシュールな設定の店なのだが、ついに5月26日アイドルデビューを果たした。
結成されたアイドルユニット『ラブアンドロイド』とは? 彼女たちの魅力に迫る。
◆目標は武道館をドクター(=ファン)でいっぱいに埋めること!
現在、アンドロイドルカフェで働くアンドロイドは16体。ユニットメンバーは、その中の人気上位5人によって結成されている。メンバーは以下のとおりだ。
●MD型(メイドタイプ) / リーダーのYuzuちゃん(赤)
●TD型(ツンデレタイプ) / Shukaちゃん(青)
●ST型(シスタータイプ) / ちーぬちゃん(黄)
●PK型(ポンコツタイプ) / MOMOKOちゃん(ピンク)
●JKvo型(学生タイプ) / レイコ・カニーナちゃん(緑)
「私たちはまだアンドロイドルとしての機能が十分じゃないんです。アンドロイドルには“心”がまだインプットされていないので、ドクター(客)にライブを通じていろんな感情をインプットさせていただきたいんです」(ちーぬちゃん)
なんとも受け身なアイドルではあるが、それもアンドロイドルの愛すべき特徴のひとつ。ドクターがライブに来てくれたり、応援してくれることで、彼女たちは様々な感情をインプットすることができるのだとか。それにより、ライブのパフォーマンスも上昇していくのだという。
「ライブ中にドクターと目が合って、“また会えた!”と感じる瞬間がすごく嬉しい。この感覚をもっとたくさん感じていきたい」(MOMOKOちゃん)
また、Shukaちゃんは、「多くのドクターに見てもらうことで、たくさんの感情をインプットしたい。そして、たくさんの笑顔をドクターたちにお返ししたい」とのこと。
受け身であるがゆえに、ほかのアイドルに比べてファンの存在が重要なアイドルグループのようだ。
そして彼女たちの夢は、武道館をドクターでいっぱいにすること。
「今はまだまだドクターが少ないけれど、また会いに行こうと思ってもらえるように頑張ります」(Yuzuちゃん)
6月22日に行われたライブに訪れたドクターは、約20人。確かにドクターはまだ少ないが、彼女たちはドクターの力によって成長を続けていくことだろう。今後の活躍に期待したい。
⇒【写真】ウタ娘定期ライブ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=464444
※今後のライブスケジュールはこちら http://androidol-caffe.com/news/308.html
<取材・文/日刊SPA!取材班 撮影/WATAROCK>
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