素人時代の壇蜜、グラビアデビューへの意外なきっかけ
単なるグラビアにおける存在を超越し、いまや社会現象にまで膨れ上がった「壇蜜」。その原点は、『SPA!』の素人参加型グラビア『どるばこ』にあった。そして、自らプロフィールを送った動機も、なんとも意外なものだった。
「たまたまオーディション用のプロフィール写真が余っていたのと、葬儀学校の卒業が重なって、自分のなかでは、ほんの記念のつもりで応募したんです。その時の私は『チャンスが欲しい!』というよりも、『良い思い出にしたい』という気持ちでした」
だが、彼女の思いとは裏腹に、ページから匂い立つ壇蜜フェロモンは多くの男性を虜に。『SPA!』でも『グラビアン魂』でリリー・フランキー氏やみうらじゅん氏が絶賛するや否や、瞬く間に時代のセックスシンボルへと上り詰めていった。今、その胸に思うことは?
「正直、『ついにここまで来てしまった』『もう後戻りできない』という“絶望感”だけです(笑)。でも、それだからこそ表現できるもの、撮れる表情もあるはずです。まるで、まともに材料がない絶望的な状態でも作れるために“絶望のパスタ”と呼ばれるようになったペペロンチーノのように」
では最後に、25周年を迎えた『SPA!』にメッセージを。
「『SPA!』および読者のみなさんは、まさに私のスタートラインからずっと見守ってくれている、ホームグラウンドのような存在。私を取り巻く状況は変わっても、私のグラビアを見て下さる人に心から喜んでもらいたいという気持ちは、これからも変わりません」
⇒壇蜜、素人時代の蔵出しフォト!https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=465034
6/25発売のSPA!に掲載されているカラー特集「[SPA!グラビア]25年の真相 完全保存版」では、壇蜜を生んだ『どるばこ』の裏話だけでなく、篠山紀信が語る「ニュースな女たち」(’90年6月~’02年1月)の撮影秘話、松尾スズキが明かす「松活妄想撮影所」(’01年6月~’03年12月)での苦労話、クリエイターとタレントの融合で魅せた「美女研究所」(’02年1月~’05年8月)での名珍ライブラリー、そして今なお続く「グラビアン魂」(’05年8月~現在)の第一回目を飾った熊田曜子インタビューなど、関係者たちが当時を振り返り、今まで語られなかったグラビア連載の裏側を完全掲載。向こう25年は置いておきたい究極の完全保存版だ。 <取材・文・撮影/週刊SPA!編集部>
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