カーライフ

電気スーパーセブンで日本一周の旅

日本をつなげ!プロジェクト
~電気自動車で全国の「元気!」を突撃レポート~

第9回:電気スーパーセブンで日本一周の旅!
<文と写真/寄本好則(三軒茶屋ファクトリー)>

 先日、アメリカのベンチャー企業が作った電気自動車、テスラ『モデルS』で東京~箱根を往復した。一充電の航続距離は500kmだから、日産『リーフ』の倍以上。もちろん、東京~箱根くらい余裕の無充電で往復できる。「電気自動車(EV)は使えない」という人たちが挙げる理由のひとつが「航続距離が短い」ことだけど、テスラ『S』の実力には「文句があるなら言ってみろ」と叫びたくなるほどだ。

蕪島

車両製作は青森県八戸市にて。車検通過後、名勝「蕪島」で晴れ姿を撮影!

 EV反対の人たちがよく口にする、もうひとつの大きな理由が「充電場所が少ない」こと。現実には、すでに日本国内には急速充電器が1800箇所ほども整備されているから「いったい、いつの話してるの?」という根拠なきバッシングではあるのだが、そもそもEVに興味のない人たちには、急速充電器がこんなに増えていることすら知られていない。

 日本が提言している「チャデモ」規格によるEV用急速充電器。世界初の量産EVである『日産リーフ』や、三菱が発売した『アウトランダーPHEV』がチャデモ方式を採用していることもあり、日本国内だけでなく、欧米でも設置台数が急増している。とくにオランダあたりでは「日本より充実しちゃってるんじゃない?」という印象だ(オランダには行ったことないから推察だけど)。

 そこで、「日本には、EVの充電場所がもういっぱいあるんだよ」ということを証明するために、日本EVクラブが主催して実施するのが、『EVスーパーセブン急速充電の旅』。あまり前例のない改造(部品搭載スペースが少ないスーパーセブンのエンジンをモーターに積み替えて大量の電池を積む)で車検が難航したものの、8月に晴れて車検合格。2013年9月24日(月)、日本一周にスタートすることが正式に決定した。

 この旅では、私自身がレポートドライバーとして、日本一周に挑戦する。いや、正確に表現すると、いかに手作り改造EVとはいえ、航続距離が100km以上の性能をもつEVで日本一周すること自体は、もうすでに「挑戦」ですらない。できるだけ多くの急速充電器を実際に使いつつ、旅先で出会う笑顔や、再生可能エネルギー施設など、日本を元気にするための活動に取り組んでいる人や場所をレポートしていく。それが、この旅の「挑戦」だと思っている。

 EVスーパーセブンは、9月24日に東京都内をスタートして、新潟から東北・北海道方面へ。さらに10月14日に筑波サーキットで開催される『日本EVフェスティバル』に参加してから、西日本方面を巡る計画だ。ゴールは11月中旬を予定している。無事ゴールできるか、乞うご期待あれ。

●『日本EVクラブ』公式サイト http://jevc.gr.jp/




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