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2013年の台風上陸、多くないか?

台風,自然災害

26号通過後の海の様子(神奈川県)

 大島などに大きな被害をもたらした26号ウィパーが去って間もないが、すでに27号フランチェスコが、26号以上の勢力でありながらも、26号と同じようなルートを取るかもしれないことになっている。それだけならばまだいいが、さらにマーシャル諸島沖で28号レキマーまで発生。2つの台風が発生した時に、相互に干渉しあって進路などが複雑になる「藤原の効果」も予想され、予断を許さない状況だ。

 それにしても、今年はやけに台風が多い気がするが、過去のデータと比較するとどうなのだろう?

◆史上最多の台風発生数は、年間39個

 史上最多の発生数は1967年の39個となる。近年では1994年の36個が史上2番目の多さとなっているが、2000年台に入ってからは2004年の29個が最多となっている。

◆台風の最多上陸数は2004年の10回

 今年も台風の上陸が多い気がするが、最多上陸数は2004年の10回。同年の台風総数は前述の通り29号までだったので、実に3号に1回は上陸をした計算。そのため、台風による犠牲者や被災者が数多く出たほか、経済への打撃も深刻なものとなった。原因は例年よりも太平洋高気圧の位置が北に位置していたため、高気圧の縁を辿る台風がドンピシャで本州を縦断するコースをとりがちだったことなどが挙げられている。

 この年も被害が大きかった台風は10月に発生。22号のマーゴンと23号のトカゲによる被害は甚大で、22号は最大瞬間風速67.6m/s(静岡県南伊豆町石廊崎)、戦後最大級とされる恐るべき威力で、カテゴリー5のスーパー台風とされた。続く23号は、秋雨前線を巻き込んで大雨となり、全国で98人の死者・行方不明者という大きな被害を残した。

 ちなみに、この2つの台風や室戸台風、伊勢湾台風なども、26号と同じような進路なのだ。

 甚大な被害を受けた大島はまだ復旧もままならない状態だ。27号、28号の進路が逸れることを願わずにはいられない。 <取材・文/日刊SPA!取材班>




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