中国・福建省長楽市の農村で行われた大富豪のお葬式が話題を呼んでいる。同省東南沿岸の裕福な村では、結婚式や葬儀に数百万元（数千万円）以上のお金を使うことも珍しくなく、この葬儀でも、100万元（約1700万円）以上が使われたとか。 ●農村地帯を行く葬送行列。何キロも渡って続くという ⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=620679 ●トラックの荷台をディスコに改造！故人は踊り子が好きだったのか…… ⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=620681 ●中央のはるか後方にまで、葬列が続く ⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=620682 　故人を弔うため、周辺の村々からも多数の葬送隊が参加。隊列は短いもので500m、長いもので2kmにも及んだという。葬送音楽隊はもちろん、サウンドシステムを積んだ謎のトラック移動ディスコも！もちろん踊り子も付いている（笑）。沿道には多数のバルーンアーチも設置され、金持ちたちが自分の経済力を誇示するかのように弔いのバルーンアーチを設置。中には200個ものそれを発注して設置した金持ちもいるという。 ●金色のコスチュームを纏ったコンパニオンの姿も ⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=620683 　中国政府は表向き、こうした豪華な葬送は禁止しているというが、地元住民や自治体は「地域の風習である」として、なくそうという気はないようだ。ちなみに夜は故人を偲ぶ大宴会が行われ、1テーブル（8～12人）あたり数万元（数十万円）にもなる豪華な料理が供される。集まる香典の額も、数千万円規模になるというが、なんとも、スケールの大きな話である。 ＜文／日刊SPA！取材班　参照元：新華網＞