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吉高由里子「’88年生まれは黄金感のある世代かな」

吉高由里子 かつては蜷川幸雄監督による映画『蛇にピアス』で、日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。現在は、NHKの朝ドラ『花子とアン』で主役・村岡花子(安東はな)役を務めるなど日本有数の女優に成長した吉高由里子。そんな彼女が7月22日に向かえる26歳の誕生日を前にし、同じく’88年に創刊したSPA!に同世代について語った。

――SPA!と同じ年の吉高さんに、まずは世代論をお聞きできればと。

吉高:SPA!も私も、意外と長生きできるもんですね。ほっといても生きていけるもんなんだってね(笑)。世代論で言えば、たしかに’88年生まれは、いろいろ言われると思います。ゆとり世代にさとり世代、黄金世代とかも。同世代の人には黄金っぽくてキラキラした方がいっぱいいるし、ゆとりださとりだって感覚は自分の中にもあります。まさに、ゆとり世代だし、さとり世代だよなぁって。世代の違いってやっぱりありますから。たとえば、バブルの頃って、タクシーの運転手さんに1万円札を見せて捕まえたんですよね?

――らしいですね。近距離客じゃないぞってアピールのために。

吉高:もしかしたら、そんなイケイケな感じの時代を生きながら「なんだよそれ? くだらねぇ!」なんて冷めてた人もいたとは思うんですね。でも、たとえ共感できてなくても、そういう景色を見てるのとそうじゃないのとでは全然違うと思う。たぶん、バブルの時代を生きた人って、よくも悪くも後先を考えていなくて前向きだったと思うんです。けど私たちは、バブルが崩壊して、少子化問題が叫ばれ、消費税も上がりとネガティブ方向ばっかにずっと引っ張られていて。だからこそ、このままじゃいけないとみんなが静かに思っている感じがします。なんて言うんだろう。向上心はある。でも、バブルの頃のように後先考えずというふうにはどうしてもなれない。失敗したくない。だから、向上心が軌道に乗るタイミングを計ってんのかなぁとも思うんですけど。

※6/3発売の週刊SPA!「エッジな人々」では、吉高由里子さんのさらなるロングインタビューを掲載中。そこで語られる女優としての立ち位置、そして、彼女が経験した最大のピンチとは?

<取材・文/唐澤和也 撮影/齋藤清貴>

週刊SPA!6/10号(6/3発売)

表紙の人/吉高由里子

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