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「老後ビンボー」を招きがちなマネー習慣とは?

老後への不安から、貯金に励んでいる読者は多いだろう。だが、老後の幸・不幸を左右するのは当然ながらカネの問題だけではない。なかでも深刻なのが「独居老人」問題だ。ぼっち(孤独)、貧乏、ボケ……この「3B」が揃ったとき、老後が限りなく悲惨なものになるのは疑いない。30代、40代のうちに危険因子に気づいておけば、軌道修正もきっと可能だ!

◆「老後ビンボー」を招きがちなマネー習慣とは!?

横山光昭氏

横山光昭氏

 現役時代はそこそこ裕福な暮らしをしていたのに、老後に突入していきなり貧乏になる「リタイア貧乏」が増えている……と話すのは、ファイナンシャルプランナーの横山光昭氏。一体なぜ?

「人生には想定外のアクシデントがつきもの。そのシンプルな事実に目を背けて、備えを怠っている人が多いんです。典型的なのが『住宅ローンを退職金で完済するつもり』の人。退職金が期待したほど出ないケースはありがちなんですよ。年金にしても、このご時世に『夫婦で20万円くらいもらえるだろう』みたいな当てずっぽうでマネープランを考えている人がいてビックリします」

 嬉しい「親の援助」も落とし穴。

「実際にあったのは、親の援助で娘を私学に通わせていた例。親が要介護状態になって援助を打ち切られ、教育費のせいで貯金もできなくなってしまいました。ほかにも、両親の家の相続をアテにしていたら、兄弟と揉めて売却するはめになった方もいましたね」

老後 家計を奥さんに任せっきりにしていた男性が、リタイア後に突如、家計をコントロールしだそうとするのも事故の原因に。

「退職金というまとまったお金を手にすると、『株でもやってみようかな』と考え始める人が多いんですが、それまでまったく投資の勉強をしていないと、利回りに目が眩んで、内容もよくわからないハイリスクな商品や手数料の高い外貨預金に手を出したりしがち」

 退職金を投資で運用するなら、現役のうちにしっかり知識を身につけておくべし。

 何事も、人任せ気質な人は要注意。「生命保険にしても、新入社員時代に保険営業のおばちゃんに勧められるままに加入して、その後放置している人は多いはず。割高な商品だと60代で保険料が月5万~6万円にもなってしまい、地味に家計を圧迫します。60代になってからでは選択肢は少ないので、保険を見直すなら40代のうちに!」

<老後ビンボー危険度TEST 当てはまる項目にチェック!!>

●年金や退職金の額をアバウトに予想している +2点
●親の援助で贅沢している +1点
●20代で入った保険を一度も見直したことがない +1点
●家計の管理を妻に任せっきりにしている +1点
●投資の知識を多少は持っている -1点

⇒3点以上は赤信号!

【横山光昭氏】
ファイナンシャルプランナー。貯金できない家庭の家計改善に取り組む。近著に『手取り20万円台でもガマンしないで100万円貯める!貯金生活

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