2014年最後の「スーパームーン」を撮ってみた
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余談だが、ビル7階相当の高さがあるレインボーブリッジの遊歩道からも撮影を試みたところ、遠く地平線付近に大きな白い円形の光を発見。スーパームーンにしても大きすぎる! よーく目を凝らして見てみると、葛西臨海公園の大観覧車であったのだが、パッと見のインパクトは絶大であった。そんな下らない勘違いを楽しんでいたら、結局レインボーブリッジの遊歩道から、本物のスーパームーンは雲に覆われ撮影することができなかったのだった。
とはいえ、東京タワー、東京スカイツリーほか東京を一望できるレインボーブリッジ遊歩道は、今後の天体イベントでも撮影スポットになりそうだ。次回スーパームーンは2015年9月28日だが、2014年10月8日には皆既月食というスーパームーン以上に希少な天体ショーを控えている。スーパームーンを見逃したという人も、皆既月食に備え、撮影スポットを探してみてはいかがだろうか。
<取材・文・撮影/林健太>
月と地球が接近し、通常の満月よりも大きく見える現象「スーパームーン」。年に1度あるかないかのイベントだが、実は今年は3度あった。8月には今年最も大きなスーパームーンが現れ、ネット上では多数の写真が出回っていた。そして、今年3回目で最後となった9月9日もまた、曇りがちではあったものの、多数の写真がアップされている。
なかでも、建物などを挟んで撮影され、月の大きさが強調された写真は、迫力たっぷり。ランドマーク越し、すすき越し、橋越しなど、どんなアングルで撮るかは人それぞれだが、記者はレインボーブリッジ越しに挑戦してみた。
お台場方面を臨む、ゆりかもめの竹芝駅、日の出駅、芝浦ふ頭駅周辺からは、東の空がバッチリと見える撮影エリア。この日も18時頃から一眼レフカメラを構えた人が多数現れていた。竹芝駅周辺の公園は見晴らしがよく、特に撮影しやすいのだが、今回の目的はレインボーブリッジ。芝浦ふ頭駅からループ下の埠頭周辺で月が現れるのを待った。結果は、18時45分からの約30分間、雲の切れ間からキレイな満月が現れて撮影することができた。
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