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「痩せる家事BEST 5」 5位洗濯、4位料理…カロリー計算してリアル検証

 家事は意外とカロリーを消費する。痩せたいのであれば、身近な家事に力をいれるのも良い方法かもしれない。 【痩せる家事BEST5】5位洗濯、4位料理…カロリー計算してリアル検証 試しに、2LDKに妻と子供2人で住む男性(46歳)に一通りの家事を行ってもらい、カロリー計算を行った。はたして、カロリーを最も消費したのはどの家事作業だっただろうか。 ※カロリーの計算方法は、METs(Metabolic equivalents)×時間(h)×体重(kg)×1.05 ◆5位 洗濯(2.0METs×23分×60kg×1.05=48.3ckal)  洗濯自体は洗濯機がやるので、干す作業のみ。家族4人1週間分の洗濯物は量こそ多いが、干す動作にはほとんど労力を使わないので消費カロリーは低め。洗濯物を1枚ずつハンガーに掛けたりしわを伸ばしたりと、消費カロリーが低い割に手間の掛かる家事と言えよう。 ◆4位 料理 (2.0 METs×40分×60kg×1.05=84kcal)  上の引き出しから調味料を取ったり、下の棚から鍋を出したり意外と動きが多い料理。お好み焼きを作ったが、混ぜる作業で腕の筋肉を使った。METsは5位の洗濯と変わらないが、料理のほうが時間がかかったため消費カロリーも高くなった。 ◆3位 掃除機掛け(3.3 METs×32分×60kg×1.05=110.9kcal)  隅々まで掃除機をかけようと思うと、かなりの時間と労力を要する。掃除機をかけるためにはクッションやゴミ箱をどかしたり、雑誌を片付けたりしなくてはため、思った以上に動く。テーブルの下に掃除機を入れる際、ウエスト周りの筋肉が動くのを実感。  3.3METsはボウリングと同程度の数値になる。 ◆2位 風呂掃除 (3.5 METs×25分×60kg×1.05=91.9kcal)  地味に思える作業だが、METsは高め。  実際に風呂掃除に取り組んでみると、浴槽の汚れや排水溝の垢は、かなり力を入れて落とさないと取れない。天井付近まで伸びをし、上下に腕を動かして壁の水滴を取ったり、かがんだ状態で床付近の壁を拭いたりと体全体を使う動きが多い。3.5METsは軽い筋力トレーニングと同程度。ジムに通うよりお手軽だ。 ◆1位 床掃除(3.5 METs×40分×60kg×1.05=147kcal)  四つん這いや中腰の状態での動作が多く、太ももに圧がかかる。膝をつかないで雑巾掛けをすると、よりエネルギーを消費できる。雑巾を絞ったり、バケツの水を換えたりといった拭く作業以外の動作も多いため、最も疲労感がある。  作業時間もかかるので、最も消費カロリーが高い結果となった。 ◆番外編:子どもの相手(5.8 METs×30分=174kcal)  今回の調査で最もエネルギーを消費したのは、実は子供の遊び相手。暴れる子供を抱っこしてあやし、おうまさんごっこ遊びで背中に乗せ、逃げたのを追いかける…。  子供の遊び相手は、バトミントンと同程度のカロリー消費だ。家事を積極的に行うことが、痩せるための第一歩かもしれない。 <文/日刊SPA!取材班>
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