スナックに集う独居老人が吹聴するインチキくさい武勇伝、目的は「性器を舐めたい」?
―[酔いどれスナック珍怪記]―
長い人生で培ってきた叡智をそれとなく後進に伝え、魂が帰依するような穏やかな老後を淡々と過ごす…そんな言葉はスナックに吹き溜まる独居老人には無縁らしい。俺のカネ、俺の健康、俺の権利、そして捏造された過去の武勇伝――老人たちのオレオレ主義に耳を傾け、今宵も精神をすり減らす筆者の苦悩をお聞きください。
第九夜 さみしい奴らPart.4
(おおたにゆきな)福島県出身。第三回『幽』怪談実話コンテストにて優秀賞入選。実話怪談を中心にライターとして活動。お酒と夜の街を愛するスナック勤務。時々怖い話を語ったりもする。ツイッターアカウントは @yukina_otani
記事一覧へ
記事一覧へ
この連載の前回記事
この記者は、他にもこんな記事を書いています
ハッシュタグ