更新日:2020年08月03日 22:47
恋愛・結婚

21歳男子大学生がパパ活のパパ?「マッチングアプリより大人の女性が多い」

 筆者のもとに、衝撃的な情報が飛び込んできた。 「パパ活をしている男子大学生がいるようです」  パパ活に関しては様々な取材をしてきたが、男性側が20代前半というケースは初めてのこと。早速アポを取り、話を聞いてみることにした。

21歳のパパ…お手当てはどうしてる?

健一さん

健一さん

 今回取材に応じてくれたのは健一さん(仮名・21歳)。都内の有名大学に通っている。コロナ氷河期ともいわれている中で、大手企業に内定が決まっているエリートだ。柔和な顔つきで親しみやすそうな雰囲気を醸し出している。 「僕のパパ活は茶飯で5000円とか、身体の関係あり1万円とかの安いものばかりですけどね」  もともとマッチングアプリが大好きだったという健一さんは、ネットを通じた出会いに抵抗がなかった。 「マッチングアプリで出会う人より精神的に大人な女性が多くて、楽しいですよ」  健一さんの年齢が若いこともあり、女性側が年上ということも珍しくない。そのため、“お金受け取っていいの?”と、困惑されることもあるそうだが、約束通りお手当を渡しているそうだ。 「“え、わか~い!”なんて、何度も言われてきましたよ。でも、それが原因で何かトラブルになったことはないですし、マッチングできないなんてこともないですね」

「2回目以降はお手当て払わないっすよ」

「あ、でも2回目はお手当払いたくないので、この条件でOKな女性としかやり取りは続けませんよ」  というのも、2回目以降は対等な関係で会える人以外、ズバズバとLINEをブロック、整理しているとのことだ。ここで、マッチングアプリを駆使して出会いまくるモテ大学生のような顔が見えてきた。しかし、それならばお金のかからないマッチングアプリの方が効率的かつ経済的のような気もする。 「僕くらいの年齢ならば逆に、パパ活のほうがいいのかもしれませんね。マッチング系だと21歳男なんていくらでもいます。けど、パパ活市場では珍しいですからね。面白がられて、マッチ率も上がる気がしますよ」 デート 結局のところ健一さんはパパになるのではなく、パパ活を上手に使って異性と出会い、関係を築き上げることが目的なのだ。そのためには、多少の出費は覚悟の上とのこと。ちなみに相手の年齢だが、上は40代くらいまでならOKという。 「今日はこれからこの女の子の家に帰ります」  そう言って見せてくれたのは、20代前半くらいのオシャレな女性の写真。パパ活で出会ったこの女性にも一度目はお手当てを払い、それ以降は“遊び”の関係を築くことに成功したのだ。他にも数人、抱えている女性がいるというから驚くばかりだ。
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パパ活女子に聞く「若いパパ」の需要は?
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